【詳細】
ファンガイア族が作り出した最強の闇のキバの鎧を纏った戦士。真のKING OF VAMPIRE。
この鎧は渡が所持する「黄金のキバ」以前に開発された物であり、劇中では「闇のキバ」と呼称されている。
仮面ライダー図鑑によれば、正式名称は「ダークキバの鎧」。
鎧の管理は
キバットバットⅡ世に任されており、彼が適格者の腕を噛むことで変身するシークエンス自体は「黄金のキバ」同様。
純潔のファンガイアが変身しているので、現代編の人間とファンガイアのハーフの紅渡とは違い鎧をまとう事の制約が少ない。
しかし
キング以外の者が変身しようとしてもキバットバットⅡ世が噛み付いた時点で即死するという。
外観や機構はキバエンペラーフォームとほぼ同様だが、素材などはキバの鎧を超える質のものが使われているため黄金のキバを全開放したエンペラーフォームを遥かに凌ぐ戦闘能力を持つ。
単純な力のみでなく、波動結界によって対象を拘束しつつ攻撃するなど、魔術めいた技も備える。
装着するファンガイアの能力を見極め、その力を最大限まで高める事ができるが反面装着者へのキックバックもキバ以上に大きく、資質のない者がこれを装着して変身した場合は、瞬時に装着者の死を招く。さらに強大すぎる力がいつ暴発するか解らない危険性を孕んでいる。
【仮面ライダーキバ】
完成間もない時期に勃発した
レジェンドルガ族とファンガイア族との戦争に持ち込まれており、先代のキングがレジェンドルガとの戦いで命を落とした後、完成したばかりのダークキバを持ち込んで形成を逆転させたのが過去編のキングである、とされている。
ウェイクアップ3で発動するキングスワールドエンドで
レジェンドルガ族を全滅させ、同時に戦地一帯を一瞬の内に灰に変え壊滅させたという(ただし、巻き添えで多数の同胞を死に追いやる形になった)。
その後ダークキバの力に恐怖した
ナイトと
ポーンの二人の技巧匠はウェイクアップ3を封印し、より安定に運用できる「黄金のキバ」を開発したとされている。
ただこの設定だが、仮面ライダー図鑑の「キング」の項目ではそう書いてあるものの、同サイトの用語ページにおける「キバの鎧」と「レジェンドルガ族」の項目では初代キングがダークキバの鎧を装着して上述の流れでレジェンドルガとの戦いに勝利したと書かれており、情報の齟齬が発生している。
本編過去編ではキングが敵対者の処刑に用いていたが、キングが真夜に対して行った行為に嫌気がさしたキバットⅡ世が彼の離反し、力を託したことで紅音也が変身。
キング=バットファンガイアを打倒した。
現代編ではキバの鎧を与える資格を持っていた
真夜が、継承権を持つ
登太牙に引き渡しておらずしばらく真夜の手中にあったが、終盤で太牙が真夜から強奪。
太牙が味わってきた苦しみを認めたキバットⅡ世が変身能力を授け、エンペラーフォームと宿命の対決を繰り広げ、
バットファンガイア・リボーンを倒すために共闘したりした。
その際、変身した者が太牙であるだけに、本来はサガの武器であるジャコーダーを使用できた。
【仮面ライダーディケイド】
【余談】
スーツそのものはキバの最強フォームであるエンペラーフォームの色違い。
頭部デザインに違いが見られる程度で形状はほぼエンペラーフォームそのままである。
変身アイテムとなる
キバットバットⅡ世を含む
フエッスルもキバットベルト一式のリデコアイテム。
最終更新:2024年05月21日 01:18