蛮野天十郎

【名前】 蛮野天十郎
【読み方】 ばんのてんじゅうろう
【俳優】 森田成一
【登場作品】 仮面ライダードライブ
【初登場話】 第33話「だれが泊進ノ介の命を奪ったのか」
【分類】 人間
【名前の由来】 不明

【詳細】

仮面ライダードライブシリーズに登場する天才科学者。

2000年にロイミュードを開発し、後に起きるグローバルフリーズの発端となった人物。
自分の頭脳のみが至上でありそれ以外のものの価値が下、という傲岸不遜な人物であり凄まじく高いプライドの持ち主。
妻帯者であり、詩島霧子、詩島剛の実の父親だが家族や愛情は等しく無価値で、剛さえも実験材料としかみなしていない外道。
能力は高いが人間性が小さく、表立ってそれを示さない分別はあるようだが、裏ではのちのハートことロイミュード002に対して拷問まがいの憂さ晴らしをするなど控えめに言ってもクズ。
しかし外面の良さに騙される人間は多かったようで、結婚までしている上霧子ら2人の子持ちとなり、さらにはベルトさんことクリム・スタインベルトと友人関係を結んでいた。

ロイミュード開発の際に動力源で躓いていたものの、当時友人 だ っ たクリム・スタインベルトからコア・ドライビアを提供されたため、それを組み込むことでロイミュードは完成した。
初期ナンバーの001002003を開発した後、クリムからコア・ドライビアの危険性(重加速)を再三警告されていたもののそれを無視して研究を進め、その際に耐久実験と称してかつて自分の研究に対しての援助を断った資産家の男性の姿を002にコピーさせると非道な行為を行い、限りなく人間に近い頭脳を持つロイミュード達の反乱を招く。

そうして001を始めとしたシングルナンバー達を中心としたロイミュード達に殺害され、その頭脳データはのちのブレンによってネットワーク世界に幽閉されてしまった。

しかし転んでもただでは起きない蛮野天十郎。
自身の頭脳データだけで野望を果たそうと独自に動き出し、ブレンの持つパッド型デバイスの中に幽閉されつつもタイミングを見計らっていた。
実は開発したロイミュード達の中でもシングルナンバーの1体、ロイミュード004は自分に従うよう支配プログラムを組み込み手駒として利用できるようにしていた。
自身が死んだ後は004は他のロイミュード達と共に行動していたが、再会することで支配プログラムが再起動するようにも設定しており、2015年遂にブレンの手から離れた蛮野は004の支配プログラムを使い、ハートロイミュード超進化態に敗北し意識を失った泊進ノ介からドライブドライバーを奪うとそれを分析してバンノドライバーを開発させる。

そしてパッドから頭脳データを移動させ、さらにロイミュード006の肉体を乗っ取ることでゴルドドライブへ変身すると以後は「ゴルドドライブ」を名乗るようになり004と共に行動するようになる。

そしてシグマサーキュラーを開発すると、それを利用した全人類のデータ化とナンバリングによる支配、そしてその支配者として世界を手中に収めるという野望のため邁進し続ける。

【余談】

蛮野天十郎役は電子頭脳としての蛮野を担当している声優の森田成一氏。


最終更新:2024年03月05日 02:11