田所修一

【名前】 田所修一
【読み方】 たどころしゅういち
【声/俳優】 山口祥行
【登場作品】 仮面ライダーカブト
【登場話】 第1話「最強男」
【所属】 ZECT/田所チーム
【分類】 ワーム/ネイティブ
【名前の由来】 不明

【詳細】

対ワーム秘密組織ZECTのメンバーであり、自身の名を冠した「田所チーム」のリーダーを務める男性。

強面が特徴的な35歳。
現場では冷静に指示を飛ばし、岬佑月や加賀美新を含むチームメンバーを指揮してワームと戦っている。

実家は300年の歴史がある老舗の蕎麦屋「たどころ」。
経営は自身の弟が継いでいるものの、蕎麦屋の息子であることから蕎麦打ち職人としては一流の腕前を持ち、蕎麦の出来二関してはうるさく訪れた蕎麦屋の店主に説教したことも。
キュレックスワームの一件では自ら天道の代役として料理勝負に臨もうとしたこともある。

ZECT本部からの命令は絶対と考えており、それは部下にも徹底させている。
上司の態度の頑なさに加賀美はやるせなさを覚える場面もあるが、第41話にてカッシスワーム ディミディウスに追い詰められた部下を前に、ネイティブの姿になって突撃する様子を目撃。

信頼する上司である「田所修一」は人間ではなく、それはその立場に成り代わったワームであることを知ってしまった。

その後カッシスワームらに田所は捕まってしまい上司がワームであることを知った加賀美と岬の心は離れてしまったが、ZECTが開発したアンチミミック弾との取引材料にされてしまった際にはこれまでの関係の積み重ねによって考え直した彼らに救出される。

田所の言う「上層部」は加賀美陸や三島正一ではなく、裏で組織を牛耳っていた根岸であることが仮面ライダー図鑑にて示唆されており、彼が従っていた本部の意向は根岸の考えが反映されたものである可能性があるとのこと。

その一方で田所自身はワームと人間が争わず共存する世界を望んでいたようで、最終回後はZECTが解散したため実家の蕎麦屋に戻り平和な生活を享受している。

【余談】

演じた山口祥行氏はジャパンアクションエンタープライズの前身であるジャパンアクションクラブ出身の俳優であり、仮面ライダーカブトが特撮初出演となる。
ネイティブとしての正体が判明した第41話ではカッシスワーム役の坂口拓氏と戦う場面があったが、坂口氏もジャパンアクションクラブ所属であり、奇しくも同じ事務所に所属する者同士でのアクションシーンとなった。

後に仮面ライダー電王の劇場版にて友情出演している。

劇中での田所の年齢は35歳と設定されているが、生誕日がネイティブ達が地球にやってきた時期と一致する。
仮面ライダー図鑑では人間を襲って擬態したのではなく、日下部ひよりと同じく妊婦に擬態したワームから生まれた可能性を指摘されている。
そうなると彼とその弟の母親がワームでしかもネイティブということになる。
だがその可能性を指摘した仮面ライダー図鑑によると、「田所の弟」の種族は人間とされている。
つまり腹違いの兄弟である可能性が出てくることになるのだが…詳細は不明とぼかされてもいる。

なお「田所の弟」名義で出演した勝矢秀人氏は後に仮面ライダーWにてビースト・ドーパント役で出演を果たしている。

最終更新:2024年11月28日 05:06