【詳細】
遺伝子工学の権威にして、
アリコーンの真のリーダー。
表向きアリコーンの指導者は
染井俊一郎となっているが、実は染井をはじめとする構成員達は市村が作り出したクローンにして、彼の研究成果である
ヒューマンミュータントと呼ばれる強化型のクローン人間である。
そして肉体を大きく変化させることでさらなる力を獲得する
トランザムザの開発も行っており、遺伝子工学の権威として人々の治療に携わりながらも貴重な遺伝子の持ち主から無許可でサンプリングし自己の研究に役立てるマッドサイエンティスト。
表向きの顔は比較的著名人のようで門田ヒロミの治療にも関わっていたが、上記の通りヒロミの遺伝子サンプルから無許可で
ムラマサというヒューマンミュータントを作っていた。
生まれながらにして治癒能力や細胞分裂を活性化させる能力を持っていた留美という少女を秘密裏に軟禁状態に置き、彼女の力を使って研究を重ねていたが、ブルーバードがアリコーンの拠点の捜査に入ったことで存在が発覚し保護されてしまった。
彼女を奪還するべく、ヒロミと瓜二つのムラマサを利用して奪還しようと試みるも失敗してしまったが、大二を裏切る形でカゲロウが留美を奪還してきたことから期せずして留美を取り戻すことに成功する。
その後アリコーンと市村の真実が明るみなり、配下のヒューマンミュータント達が仮面ライダー達に撃破されていったことから半狂乱になって留美と一体化し自ら
トランザムザ レベル4へと変身。
圧倒的な力でライダー達を蹴散らすも、留美と一体化した状態を「人間と悪魔が一体化した状態と同じ」であるとみなした大二はリバイスドライバーの機能が効果を発揮することに一縷の望みを見出し、トランザムザを撃破する。
そして留美は無事市村と分離することに成功し、狂気の科学者のみがその身を滅ぼすことになったのだった。
【余談】
市村を演じた高橋良輔氏は声優や俳優として活躍する御仁であり、俳優としては超星艦隊セイザーXにて安藤拓斗役で特撮初出演し、
仮面ライダーウィザードでもゲスト出演している。
声優としてはグリッドマンユニバースシリーズにてサムライ・キャリバー役やウルトラマントリガーにてヒュドラム役でレギュラー出演するなど特撮界隈で広く出演をしている。
最終更新:2025年05月04日 03:22