ボムナイトメア

「全てを爆破する」

【名前】 ボムナイトメア
【読み方】 ぼむないとめあ
【英字表記】 BOMB NIGHTMARE
【声/俳優】 越後屋コースケ
【登場作品】 仮面ライダーゼッツ
【登場話】 Case.2「爆ぜる」
Case.3「蝕む」
【分類】 ナイトメア
【夢主】 富士見鉄也
【体現する悪夢】 爆弾の悪夢
【特色/力】 爆弾生成/爆破
【モチーフ】 爆弾、導火線、スイッチ、仮面ライダービルド

【詳細】

警視庁公安部怪事課の課長である富士見鉄也の見る夢に現れ、爆弾の悪夢を体現するナイトメア。

赤と青の導火線が複雑に絡み合う上半身に、真っ黒な下半身には青いペンキをぶち撒けたような風貌を持つ。
あらゆる物質を爆弾に変質させる爆弾生成能力を餅、夢主が執着する対象を爆破する衝動に駆られている。

ガンナイトメアと比べると本能のままに動いているように見え、さほど知能は高くない模様。
それでも爆弾の威力は強力であり、車一台を一撃で吹き飛ばしてしまう上に、夢の世界に干渉することで重力の向きを変えてしまったり、建物の構造を変化させてしまう等万津莫をも翻弄する巧みなフィールド操作を駆使する等知性は低いが知能はそこまでではない模様。

爆発そのものを放つことで遠距離攻撃も可能だが、実際に触れて爆弾に作り変えたものでなければそこまで威力が高くない。
また自分そのものが爆弾となることも可能なようだが、爆弾の悪夢を体現するだけあって自爆ではダメージを受けない模様。

夢主の深層心理の願いを叶えるべく行動し、心の扉を全て破壊して究極の悪夢を実現しようとする。

エージェントとして爆弾魔を止めるため行動する万津莫だったが、何故か指名手配犯として警官たちに追われている莫の目前で警察車両を爆破しながら現れる。
夢の世界を自由自在に操りながら戦うも決め手に欠けると判断したのか、廃屋を潰す形でその場から撤退する。

その後夢主の心境の変化を感じ取ったのか、トラックに爆発物を積み込んで警察署そのものに突っ込むため行動を開始する。
コードゼロイダーと共に爆破テロを阻止するために駆けつけた莫によってトラックが横転し、再び戦い始めるがブレイカムゼッツァーを手にしたゼッツに圧倒され撃破されかけるも、ノクスの言葉を受けた莫はトドメを躊躇し…

【余談】

モチーフとなったのは爆弾。
全身を形作るのは警察ドラマ等でよく見る「赤を切るか青を切るか」の爆弾に繋がる導火線であり、両肩部分や両腕等に爆破スイッチや爆弾そのものが装着されている。
爆弾そのものをモチーフとする怪人はそれなりに数が存在しているが、導火線をメインとする怪人は珍しい。
基本的にはダイナマイトだったり、黒爆弾等いかにもな”爆弾”があしらわれていることが多いためである。

「赤と青の配色」という点から裏モチーフとして仮面ライダービルド ラビットタンクフォームが組み込まれているのではないかとする意見があるが、公式側から発表されたわけではないためそこには留意したい。
ビルドのラビットタンクフォームは赤と青が螺旋状に絡み合うデザインで、このボムナイトメアも右腕に青、左手に赤が来るなどその配色を意識しているようでもある。
「創造」する仮面ライダービルドに対して、爆弾で全てを破壊するボムナイトメアの所業は正反対であるが。

最終更新:2025年09月25日 01:40