ガンナイトメア

「お前は何もできない。誰も救えない。究極の悪夢を、目の当たりにするんだ…!」

【名前】 ガンナイトメア
【読み方】 がんないとめあ
【英字表記】 GUNNIGHTMARE
【声/俳優】 鶴岡聡
【登場作品】 仮面ライダーゼッツ
【登場話】 Case.1「始まる」
【分類】 ナイトメア
【夢主】 万津莫
【体現する悪夢】 銃の悪夢
【特色/力】 銃器、射撃
【モチーフ】 銃、蜂?

【詳細】

万津莫の見る夢に現れ、銃の悪夢を体現するナイトメア。

ガンベルトを巻き付けた両腕や弾倉をたすき掛けにしたような胴体部分が特徴。
頭部はリボルバーの弾倉部分となっており、左腕そのものとなった銃を中心に様々な弾種を用いた銃撃を得意とする。
弾種を切り替えることでその火力はより引き上げられていく。
チェーンを利用することで標的を捕縛することも可能。

闇に溶け込むダークグリーンの体色と無機質な顔がターゲットを銃撃で追い詰めていく様子はまさしく「銃の悪夢」を体現している。

入院中の万津莫の夢に潜入し彼の精神を追い詰めていく。
莫の妹である万津ねむを人質に取ったことでこれが夢の世界で起きたことだと認識した莫は反撃を試みるがそれを軽く一周し、言葉を使って精神的にも追い詰めていく。

普段から夢の世界で無敵のエージェントとしての自分を楽しんでいた莫も、その夢の世界で全く叶わない悪夢を見せることで殺そうとするガンナイトメアに恐怖するが、その恐怖を乗り越えた時莫の眼の前に扉が現れ、その向こう側にいた司令官ゼロからゼッツドライバを与えられて帰還。

「俺は無敵のエージェントだ…! I'm on it(さぁやろうか)――――変身!」


ゼッツドライバーにインパクトカプセムをセットした莫は仮面ライダーゼッツ フィジカムインパクトへ変身。

赤黒いいびつな月が輝く闇に覆われた空間でゼッツと戦うが、その圧倒的な身体能力に歯が立たない。
チェーンでの捕縛を試みるも、既に夢の世界の主導権を取り戻した莫によっていつの間にか自分自身が鎖に巻かれ、大波や火山、落雷等様々な気象現象に晒されるという”悪夢”を見る。

眠りから覚めるように飛び起きたが、ゼッツが発動したインパクトバニッシュの3連撃を叩き込まれるとついに力尽き今度は永遠の眠りについた。
その体は紫色の粒子となって消滅するが、その直後蝶へと姿を変えてどこかへ飛び去っていった。

Case2にてナイトメアが体現している悪夢、及び行動は夢主の深層心理が影響していることが語られている。


【余談】

モチーフとなったのは銃。
デザインは近年ウルトラマンブレーザーやウルトラマンアークでの怪獣デザインを担当した百武朋氏。

銃そのものをモチーフとした怪人は仮面ライダーWトリガー・ドーパント仮面ライダーエグゼイドリボルバグスターが存在している。
リボルは脚本家つながりでもある。

SNSではシンプルな見た目ながらホラー演出が映えるデザインであると好評。
また後頭部に仮面があることから、実は裏モチーフとして何らかの仮面ライダーが組み込まれている可能性が考察されており、頭に角があることから仮面ライダー響鬼、あるいは身体の色や胴体部分から仮面ライダーゼロノスのアルタイルフォームではないかともいわれているが公式的な発表は無い。
ダブルには銃を武器とするトリガーサイドの存在があるため関係性が無いわけではない(加えてトリガーメモリには爆発物の記憶も含まれるとされている)が、実は劇場版ビギンズナイトにてフィリップが「拳銃を作っている工場の人間は犯罪者か?」と左翔太郎に対して告げていたりしている。

声を担当した鶴岡聡氏は仮面ライダーシリーズ初参加。

最終更新:2025年09月16日 15:20