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鬼頭春馬

【名前】 鬼頭春馬
【読み方】 きとうはるま
【俳優】 鈴之助
【登場作品】 仮面ライダー生誕55周年記念作品「アギト-超能力戦争-」
【分類】 超能力者/ギル・アギト
超能力 凍結/燃焼
【名前の由来】 春が来た?

【詳細】

「アギト-超能力戦争-」に登場する超能力者達の一人。

ごく普通の男性のように見えるがその瞳は狂気に染まっている。
元保育士であり、水色のシャツに少し濃い水色のエプロンを身に着けている他、自らの名前と童謡「春が来た」の楽譜が描かれた画用紙で出来た絵本のようなものを常に携帯している。
表紙には子供が描いたようなひらがなで曲名と、クレヨンで絵が描かれていることから、彼の元職場との関わりがありそうだが詳細不明。

使用する超能力は「凍結/燃焼」。
折りたたんだ絵を開き、「春が来た」を歌うことでそれを耳にした人間の体を燃やし、あるいは凍結させてしまう。
基本的に足元を凍らせて逃げられなくしその後全身を凍りつかせて凍死させた後、半身を燃やすといった手口を用いる。
効果範囲は広く、かつ自身の歌声を聞いた相手が無差別に被害者となるためターゲットを絞る必要がない、狙いをつける必要がなくただ歌うだけで事足りるというコスパの良い能力。
しかし欠点として対象が自身の歌声を耳で聴く必要があることから何らかの方法で耳をふさぐだけで容易に対処が可能。
またいちいち歌詞が書かれた画用紙を広げているあたり、「歌う」ための体裁を整える必要があるのかも知れない。
形から入るというか、形を用意する必要がある、というか。
ちなみに炎の色は赤ではなく緑。

後述する経緯で宿したアギト因子の効果によってギル・アギトへの変身能力を手に入れている。
変身状態でも超能力を行使可能だが、なぜかその状態でも絵は手放さなかった。

映画冒頭でどこかの工場内部に半身が焼け焦げ、もう半身が凍りついた不可思議な死体がいくつも見つかっているが上述の能力から見るに恐らくは彼の犯行と思われる。
そしてショッピングモールらしき場所に出現し、突然歌だして何事かと耳を澄ませた多くの一般市民を凍りつかせて殺害し、半身を燃やし尽くして被害を拡大させていく。
たまたまヘッドフォンをしていた女性は被害をまぬがれたものの…

そしてGユニットチームが駆けつけてくるとギル・アギトへ変身し、渋川と共に超能力とギル・アギトの戦闘力で圧倒し撤退させた。
その後再び犯行に及ぼうとした際に、脱獄した氷川誠が変身した仮面ライダーG7との闘いになり、これまでに収集されたデータから超能力のタネを看破されノイズキャンセリングによって歌声を耳にせず、装甲の温度を調整することで凍結と燃焼を無力化されてしまう。
超能力が無効化されてしまうとギル・アギトとしての素の力しか使えず一転して追い込まれるが、変身を解除して生身に戻ったところかつて水城史朗/仮面ライダーG4との戦いがトラウマになっていた氷川がどめを刺すのを躊躇したことを良いことに再び変身して反撃に転じる。
しかしその場に駆けつけた北條透の叱責を受け奮起した氷川のGZ-10 オロチに一閃され爆散した。

その後尾室隆弘の調査によって身元が判明し、それによってALS=筋萎縮性側索硬化症の末期患者であったという。
保育士は通院のため辞めていたようだが、突然通院を辞めたことから病院の連絡を受けるも「全快したから通院しない」と言って音信不通になったという。
筋萎縮性側索硬化症は手足や喉等の筋肉の力がなくなり痩せていくという指定難病2に分類される病気であり、原因がはっきりしていない。
この病気になると話にくくなり運動系に障害が生じてしまうため、劇中のように歌うことはできなくなる。

彼と大山の通院履歴や携帯端末のGPS情報から、共通して通っていたとある施設が判明する。
その施設とは木野薫がいる治療施設であり、鬼頭の難病が全快したのも木野によってアギト因子を注入されたためであることが判明した。
しかしその代償として狂気に呑まれてしまい無差別殺人を繰り返す凶悪な性格に変貌してしまっている。

他の超能力者達もラケットに執着を見せる渋川のように、元々の生活を引きずっている様子が少なからず見られるが、彼の場合は元の職業の服装を今もしていること、恐らく園児が作ったと思われる絵を持ち歩いていることから、保育士という職業への未練が見られる。
このため、「全快して復職した際に超能力が発動して園児を犠牲にしてしまい、狂ってしまった」とする考察も見られるが、劇中で病気が完治した後復職したとは明言されていない。

【余談】

劇中に登場した超能力者達の中で、彼だけがフルネームの判明している人物となっている。
持ち歩いている絵に名前が書いていることもそうだが、彼の服装はどうやら保育士時代の服装だったようで左胸に名前の書かれたプレートを身に着けていたことから、警察病院送りになった受刑者でもあった大山を含めてその素性調査に役立つことになり、事態の打開に皮肉にも貢献することとなった。

つまり物語を動かす都合上誰かフルネームが判明する必要があり、名札を常につけている職業ということで元保育士という経歴も判明している。
他の超能力者達はフルネームが不明かつ、名前の由来も判明していないが、彼の場合は歌っていた「春が来た」をもじったような名前であり由来である可能性がある。
なお彼の職業に関しては公開前のPVでも「特徴/元保育士」として紹介され、「彼の歌を聞いてはならない」とも。

その2つの超能力は、僕のヒーローアカデミアに登場する轟焦凍の「半冷半燃」との関連性を公開前から指摘されていた。

同じ脚本家の暴太郎戦隊ドンブラザーズではメインキャラクターに「鬼頭はるか」という1文字違いの人物が登場している。
彼女は保育士ではないし、超能力もないが。

演じた鈴之助氏は「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」に登場したドラルバグスターに変身する竜崎一成役で出演して以来の参加となる。
そちらの怪人態のモチーフは龍であり、アギトのモチーフも同じく龍である繋がりがある。
考えすぎかもしれないがドラルバグスターもギル・アギトも真っ二つにされ撃破されている。

最終更新:2026年08月30日 02:54