【詳細】
戦死者や、野垂れ死にした者達等の遺骨や怨念が集まった巨大な骸骨の姿をしているとされる日本の妖怪の一種。
カッパやうわん等多くの日本妖怪は古くから伝承されているものであるのに対し、このがしゃどくろは昭和中期に創作されたもので、その由来は少女漫画に登場したものだという。
肉のない骨そのものの姿で在るが故に、歩くたびにがちがち、あるいはガシャガシャと音を立てて彷徨い、出会った人間は握りつぶして食べるとされている。
比較的近代になってからの捜索妖怪であるがしゃどくろであるが、1845年ごとに描かれたと見られる歌川国芳作「相馬の古内裏」という絵画には巨大な髑髏が描かれており、だいたいの作品におけるがしゃどくろのイメージはその絵に描かれた姿である。
なお相馬の古内裏は「善知安方忠義伝」という読本作品をもとに描かれたもので、平将門公の娘とされる滝夜叉姫が呼び出した骸骨の妖怪が西洋から伝来した解剖学等に基づく正確性の高い骨格図を参考に写実的に描かれているのが特徴。
「善知安方忠義伝」にて滝夜叉姫が呼び出した骸骨は数百体もの骸骨達が出現するといったものだが、歌川国芳はそれを1体の巨大な骸骨として描いた。
昭和中期に設定された妖怪であるが、水木しげる等著名な妖怪漫画家らによって描写されてきたことで知名度はかなり高く、巨大なgは遺骨というインパクトのある見た目から人気も高い。
その一方で基本的に目に見えなかったり、「小豆を研ぐ」とか「きゅうりと相撲が好き」等と言った習性が広く知られている他の妖怪に対しがしゃどくろは見た目以外の設定が「野ざらしにされた死体の集合体」といった出自以外これといって決まっていないことや、骸骨そのものの見た目といった点がネックなのか怪人のモチーフとして選ばれた例は少ない。
一方日本妖怪を取り扱った
仮面ライダー響鬼には未登場となっている。
既存生物のかけ合わせである
魔化魍のデザインコンセプトと、骨だけといった見た目のかけ合わせが難しいためだろうか。
最も響鬼の世界には登場していない様々な魔化魍が設定だけ存在しており、我々が知らない「魔化魍ガシャドクロ」が存在している可能性は十分に考えられる。
最終更新:2026年07月17日 00:13