「潰れる!流れる!溢れ出る!」
「割れる!喰われる!砕け散る!」
【名前】 |
スクラッシュドライバー |
【読み方】 |
すくらっしゅどらいばー |
【登場作品】 |
仮面ライダービルド など |
【初登場話】 |
第17話「ライダーウォーズ開戦」 |
【音声】 |
若本規夫 |
【分類】 |
変身ベルト |
【使用者】 |
仮面ライダークローズチャージ 仮面ライダーグリス 仮面ライダーローグ |
【詳細】
変身者がベルトを装着、揉み潰したスクラッシュゼリーを活性化した後、パワーブレスロットに逆転させたスクラッシュゼリーをセット、
アクティベイトレンチを押し下げ、プレス機構を作動させ、ゼリー揉みつぶすことでゼリータンクへスクラッシュゼリーの成分である「トランジェルソリッド」が蓄積される。
成分をヴァリアブルゼリーと呼ばれる物質に液化変換し、ドライバーが発する特殊パルスに反応。
ビルドなどのスナップライドビルダーと異なるビーカー型の特殊フィールドのケミカルライドビルダーが形成され、ゼリータンクキャップから噴射されたヴァリアブルゼリーがエンハンスメントスーツを形成、
更に特殊フィールドに満たされていたヴァリアブルゼリーが素体ボディの上から粘着し硬化させた特殊装甲ヴァリアブルチェストアーマーを上半身の部位に纏い、変身が完了する。
必殺技は戦闘中にアクティベイトレンチを再度押し下げると発動する。
第15話で葛城巧の残したデータから、その存在が発覚、第16話の時点で設計図自体はあったのだが後述する副作用から、かつての葛城巧はその完成を躊躇し未完成のまま封印していた。
それを見た戦兎が設計図を元にドライバーの完成にこぎつけ、
ドラゴンフルボトルの成分を使った
ドラゴンスクラッシュゼリーを作成した。
しかし、副作用はどうにもならず完成させたものの、ドライバー自体は仕舞い込まれることに。
第17話にて北都のハードスマッシュの力を目の当たりにした龍我がドライバーを持ち出して、仮面ライダークローズチャージに変身。
第18話にて戦兎もドラゴンスクラッシュゼリーを使い変身を試みるも失敗している。
また、戦兎がドライバー作成に使ったデータは石動惣一/ブラッドスタークがコピーして盗み出し、それを元に密かに生き延びていた難波チルドレンの内海成彰が複数のスクラッシュドライバーを制作。
北都に流出させ仮面ライダーグリスの変身に、さらに西都にもドライバーが提供され、
クロコダイルクラックフルボトルを合わせて仮面ライダーローグの変身に用いられるようになる。
ビルドドライバーの発展型であり、ビルドのベストマッチを超えた力を発揮。
更にハザードレベルに応じて身体スペックが上昇、装備も変身回数が増えるほど装着者の身体に馴染んで、より高い戦闘力を発揮するという、
「戦えば戦うほど強くなる兵器としての完成形」と言えるこの装備であるが、副作用として変身者は
パンドラボックスの光を浴びた状態に近い精神状態となり、
使っていくと好戦的な人格へと変異、更に肉体的な負担も大きく暴走すると変身者に歯止めがかからないという欠点が存在する。
そのデメリットの存在を知った葛城巧は対処する方法を見つけるまで封印していたらしく、未完成に終わったものとみられる。
更にビルドドライバーと違って、強化プランなどは存在しない。
フルボトルにも対応しており、パワーブレスロットにセットした際は「潰れない!」、「チャージ/ディスチャージ!」などの音声と共にエンハンスメントスーツに内蔵されているシステムで噴出したヴァリアブルゼリーからそのフルボトルに合わせた物体が各部位へと形成される。
新世界創造の影響で消滅したと思われるが、新世界ではいつのまにか作成されていた。
【余談】
音声を担当した若本氏は『仮面ライダーキバ』の劇場版で変身アイテムに相当するものの声を演じている。
仮面ライダーグリスに変身する猿渡一海役の武田航平氏は『仮面ライダーキバ』にて紅音也役としてレギュラー出演していたという共通点がある。
ただ、若本氏が担当した変身アイテムは敵側が使ったもので、音也が使ったわけではない。
最終更新:2024年05月10日 20:31