直帰率


 直帰率とはなんでしょうか?

 ウェブサイトへの訪問者が、アクセスした最初の1ページ目のみ観覧し
 サイトを退出(ブラウザを閉じる、他サイトへに移動)した割合のこと
 を直帰率といいます。

 サイトに訪問したユーザーを逃がしてしまっていませんか?

 「直帰率が高い」ということは、多数のユーザーがウェブサイト内の
 様々なコンテンツを観覧することなく、サイトを退出している
 ということです。

 もし、アナタのサイトがネットショップだった場合、
 販売したい商品、もしくはサイトの魅力を伝えられないままに
 多くの訪問者を帰してしまっているということです。

 つまり、この「直帰率」はユーザーが商品購入に至るまでの
 大事な入り口になります。

 サイトを家に例えるならば、「玄関」になるということです。
 魅力的な玄関を作り、お客様を迎えることが大事になるわけです。

 ただ、ウェブサイトというのは全てのページが玄関になります。

 つまり

 「ユーザーが一番最初に訪問したページ」 = 「玄関」

 ということであり、

 「トップページ」 = 「玄関」

 ではないことに注意しましょう。

 それではどのような対策をすればいいでしょうか?

 まずはウェブサイト内で「直帰率」の高いページをアクセス解析を行い
 知ることから始まります。

 直帰率の高いページはユーザーに対し、何かしらの原因で
 他のページへの移動など次のアクションを起こすことを
 挫折させてしまっているということです。

 その原因を考え、改善を行い直帰率を下げることでユーザーが
 次のアクションを起す可能性が高まります。

 つまりは、今以上にサイトや商品の魅力を説明する機会を得られる
 ということです。

 結果的にコンバージョン率の向上を見込むことができ、
 サイトからの収益を高めることができると言えるでしょう。

 もしアナタが自分のウェブサイトを更に魅力的にしたいと
 思っているのであれば、この直帰率を意識してみましょう。
最終更新:2009年04月22日 18:06