帆足和幸

背番号109 打撃投手 

  • ファンからの呼び名は「ほあっさん」。炎上すると「ホタテ」「焼きホタテ」。
  • 変則フォームから投げる球速は平均138㎞/h、最高146㎞/hのややこしい速球と代名詞のパームを投球の生命線としている技巧派。ちなみにYahoo!の速報などではパームが「特殊球」という表記になる。
  • 西武ナベQ元監督からはかつて、チーム1の強心臓と褒められた。

  • 2000年ドラフト3位で西武に入団。
  • ドラフト会議で上位指名を受けた当時は、ねこせんで「どうしてこいつを」と阿鼻叫喚ものだったらしいが、後に、その年西武が指名した選手の中でぶっちぎりの結果を残すことになる。ややムエンゴ属性であり、また俺達の活躍もあって投球内容ほど勝ち星を挙げられていない年も。
  • 2011年オフに、曰く「僕には福岡の血が流れている」ためホークスにFA移籍を決めた。背番号は小椋が付けていた「11」を譲渡される。移籍を多くの選手が電話で伝えるなか、きちんと西武に出向き挨拶したとのこと。
    • ねこせんでは、以前から帆足の福岡好きアピールが知られており、移籍時はむしろ中継ぎの許さんのサイレント移籍の方に騒然としていた模様。
    • なお、入団会見直後に「僕には福岡の血が流れている」とデザインされた帆足welcomeTシャツを発売することが球団から発表!商魂ゥー!
  • 2012年は先発3本柱が抜けたため活躍を期待されていたが、左肩痛のため1試合のみの登板で終了、2軍でも連日焼きホタテが発見された。背番号を継いだからといって妖精の要素まで引き継ぐとは誰が想像できただろうか。

  • オフに、寺原の加入により背番号が西武時代の「47」に変更することが発表される(事前に杉内に了承を得たらしい)。
  • 元西武ということもあって細川とのバッテリーかと思いきや、意外とパンとの相性がいいらしくほとんどの試合でバッテリーを組んでいる。
  • 2013年4月17日には5回を投げ無失点とし、2011年9月29日以来566日ぶりの白星をあげた。「1つ1つ勝っていくことが恩返しになる」とし、ウイニングボールに自らの後を受けて投げた中継ぎ陣(藤岡森福岩嵜千賀ファルケン)からサインを入れてもらった。
  • その後も腐ることなく二軍で結果を残し、一軍に上がった際もベテランらしく試合をまとめていたが、来季構想外であることが発表され、2015年10月18日に現役引退を表明。会見では100勝到達まで頑張ろうと思わなかったのかと尋ねられ「福岡で終わろうという思いが、本当に福岡が好きですし、ソフトバンクホークスが好きだったので、そちらの思いの方が強かったです」と答えた。ほあっさん、今まで本当にありがとう。おつかれさまでした。
  • ファン感謝祭の引退セレモニーに登場すると、スピーチの最後に「僕は、福岡が大好きだ!!」と大きな声で叫び福岡愛を伝えてくれた。が、直後には照れ隠しか「なんかみんな胴上げしてくれるみたいなんで」と仲間たちに強制的に胴上げをさせ笑いを運んだ。ほあっさん、15年間おつかれさまでした。今後は打撃投手になるとのこと。



エピソード


  • 誕生日は7月15日で、チームメイトの今宮と一緒。
  • その苗字から、ネット上で「ホタテ」呼びされることもあるが、曰く「ばあちゃんの言いつけで」“共食い”はしないらしい。
  • シャイな面があり、ヒロインを断ろうとしたことや、その日登板のなかった森福を無理やり連れて行こうとしたことがある。引退会見後に和子さんに写真をと言われた時も「1人じゃイヤだ!」とお父さん犬を巻きこんだ。
  • インタビューでは大変謙虚で、「野手の皆さん」という言い回しを用いるなど優しい語り口から人柄が窺える。
  • イケメンと評されることがあるが、ホークスは球団内に多くのイケメンを抱えることもあってか「言うほどイケメンじゃない」とたかせん民の見る目は厳しい。
  • 人望があり、西武時代には選手会長をこなしたことも。また、一方で漫画「ワンピース」を愛す会長となり、西武のロッカーを文字通りグッズまみれにしていた。
    • 移籍で帆足の「ワンピース」布教もここまでかと思われたが、「早く仲良くなれるように」と通信用ゲーム機を持参。効果のほどは不明だが、夜更かし王子との「みんゴル」に成功。
    • 入団会見ではかなり緊張していたようだが、球団スタッフにワンピースグッズをプレゼントされるとテンション高く喜んだ。
  • 「月刊ホークス」内インタビューで「いっそ(ホークス選手に多い)趣味を釣りにしては」と提案されるも、「釣りはちょっと…」と遠慮する。
  • 2012年以前のデータ上、屋外球場に強いとされ「月刊ホークス」で風の魔術師というファンシーな肩書きを付けられる。
  • 元チームメイトでもある細川曰く、「マウンドでの姿はとても凄いから岩嵜山田にぜひ見習ってほしい。勝っていても負けていても立ち居振る舞いが凄い」とのこと。
  • 2012年春季キャンプ前に、ローカル番組内にてほぼ交流のないボブさんにリレーメッセージを送ることが伝えられ、「本当ですか?ハードル高いですよね」と苦笑い。

  • 移籍後初ブルペンでは、多くのカメラが自分の一投一足を写すのにビビり、予定投球数を遥かに下回る15球で切り上げる。さらにインタビューにて3つ年下のパン「山崎さん、いや山崎くん」と「さん」付けして言い直す場面も。2013年には「勝己」と名前で呼ぶ仲になっている。
    • ちなみに、「中島から色々聞いている」ため、山崎と呑みに行くのは嫌だと「月刊ホークス」で後に語っている。
    • 山崎がオリックスへFAした後のトークショーでは「裏切ってオリックスに行くらしいですけど、これでオリックスは8人野球になったなと。自動的に1アウトですからね」と挑発している。なお、その山崎の2014年初ヒットは帆足からの内野安打である。
  • 初先発となった神戸でのオリックス戦後には山崎の愛車にバナナを置くいたずらをするなど、山崎いじり愛は変わらない様子。

  • 春季キャンプ中に、お父さん世代のファンがカメラを構えるも、カメラのフタが閉まっていることに気づかず四苦八苦。それを見て「お父さーん!フタフタ!!」と遠くから声をかけ教えてあげる場面も。
  • 山田には「ホアピー先輩」と呼ばれているもよう。
  • 西武時代のキャンプ中は、朝は涌井に起こしてもらっていたらしい。
  • 古巣・西武と初対戦となった際には「俺は打てても千賀は打てない」と元チームメイト達に宣戦布告。当の千賀には「名前を言ってもらえるのはうれしいですけど、帆足さん強気なのか弱気なのか分かんないですね」と苦笑いされる。ちなみにこの日は4回5失点と本当に打たれた。
  • ワンピース布教を諦めていないらしく、「10巻までしか読んだことがない」という吉村に貸し出すと宣言。
  • 2013年7月7日の鷲戦ではムエンゴながら粘りの投球を続けるも、7回に突如崩れて降板。客席から労いの大きな拍手が送られるも、自分自身に不甲斐なさを感じてベンチで肩を震わせて泣き、住民に「投手・帆足」の姿を強く印象づけた。

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最終更新:2015年12月25日 23:26