うっわぁ。
それがその光景を見た崇永成汰の率直な感想だった。なんというかもうこれ以上言い様がないというくらいに、素直な感想だ。語彙力がないのも申し訳ないが、心の底からそう思ったのだ。
成汰は講義を終えて、食べ損ねていた昼食を買いに行こうとしていた。普段は弁当を自作して持ってきているのだが、今日は放課後にいろいろと用事があり、鞄の中に弁当箱を入れるのが邪魔だったので珍しく外食することにしたのだ。成汰の場合、コンビニ弁当でも気分的には外食扱いになる。
教育学部の校舎を出て、ふと周囲に視線を動かすと、見覚えのある人がいた。
ベンチに腰かけるグレイのジャケット姿の男、久賀だ。八千代さんという黒のラブラドールレトリバーを常に連れた職業不明の男で、よく大学キャンパス内を二人で散歩している。成汰はちょっとしたきっかけで会えば軽い会話を交わすくらいの仲なのだが、友人を表現するにはちょっと気が引けてしまう感じの人だ。もう少し仲良くなりたいなぁと思ったりもしているのだが。
久賀は学生とおぼしき成汰と同い年くらいの男と話していた。ぎょろっとした目が蛙のようである。一度見かければ忘れられなそうな顔だったが、見覚えはなかった。
声をかけるべきか迷った瞬間、矢継ぎ早に言葉を連ねる久賀の声が聞こえてきたのだ。
成汰は一瞬耳を疑った。
それは舌鋒と言うに相応しい、相手の心を完膚なきまでにへし折りそうな言葉攻めであった。
問いかけという形式をとりながら、相手に一切回答の機会を与えない言葉の羅列。会話の隙がないというだけではない、言葉を発するのを躊躇わせる威圧感のようなものがその時の久賀にはあった。フラットに抑えられた声音で重ねられる問いには恐怖すら感じられた。
うっわぁ。
そして、成汰の感想に至るわけである。
八千代さんの制止ではっとした久賀は言葉を収め、気まずそうに謝罪していた。相手へのフォローもそぞろに八千代さんの連れて立ち去る久賀に、あの人も人間だったんだなぁといささか場違いに感心した。
一方、一人取り残された学生のほうは蒼白な顔で突っ立ったまま、地面を見つめて口元を震わせている。
成汰が聞く前にどんな会話が繰り広げられていたのかは知らないが、久賀は悪意を持って誰かを傷つけることはまずない男だ。そもそも他人に対する悪意や害意がないのではないかと思う。
勿論怒りや不快さを感じることはあるだろうし(わかりやすく言うと八千代さん関連の話だとか)、どうやら何かにつけて同意を求めるタイプの人間は苦手らしい。おそらくあの学生は何かしら久賀の逆鱗に触れたのだろう。
それにしても、なんだが気の毒な立ち姿である。今にも崩れ落ちそうな悲惨な顔に思わず同情してしまった。知り合いでもなんでもない相手だが、だからこそ盗み聞きのように立ち聞いてしまった申し訳なさが強かった。
「……あのさ、顔色悪いけど大丈夫?」
なるべく何気ない風を装って成汰は学生に声をかけた。
別に久賀のフォローというわけではないが、このまま放置するのも気が引けたのだ。
「気分悪いの? それとも貧血か? ひどい顔してるぜ」
「……あんた……」
反応がないので少し大きめに声を出すと、ようやく学生は成汰に気がついた。顔は蒼白のままだったが、目の焦点は合っている。
「なんか飲み物も買ってこようか? あ、それか、なんか食う?」
結構強引な話題の転換だったが、この場所にいるのはよくないだろう、いろいろと思い出して。ちょうど昼食に行くところだったわけだし、少しでも気が紛れればいい。
「もし大丈夫なら、飯でも食いに行かねぇ? ちょうどこれから――」
すると学生の顔が少し上がった。これなら一緒に飯でも食えば大丈夫そうかな、と成汰が安心しかけたその時だった。
それがその光景を見た崇永成汰の率直な感想だった。なんというかもうこれ以上言い様がないというくらいに、素直な感想だ。語彙力がないのも申し訳ないが、心の底からそう思ったのだ。
成汰は講義を終えて、食べ損ねていた昼食を買いに行こうとしていた。普段は弁当を自作して持ってきているのだが、今日は放課後にいろいろと用事があり、鞄の中に弁当箱を入れるのが邪魔だったので珍しく外食することにしたのだ。成汰の場合、コンビニ弁当でも気分的には外食扱いになる。
教育学部の校舎を出て、ふと周囲に視線を動かすと、見覚えのある人がいた。
ベンチに腰かけるグレイのジャケット姿の男、久賀だ。八千代さんという黒のラブラドールレトリバーを常に連れた職業不明の男で、よく大学キャンパス内を二人で散歩している。成汰はちょっとしたきっかけで会えば軽い会話を交わすくらいの仲なのだが、友人を表現するにはちょっと気が引けてしまう感じの人だ。もう少し仲良くなりたいなぁと思ったりもしているのだが。
久賀は学生とおぼしき成汰と同い年くらいの男と話していた。ぎょろっとした目が蛙のようである。一度見かければ忘れられなそうな顔だったが、見覚えはなかった。
声をかけるべきか迷った瞬間、矢継ぎ早に言葉を連ねる久賀の声が聞こえてきたのだ。
成汰は一瞬耳を疑った。
それは舌鋒と言うに相応しい、相手の心を完膚なきまでにへし折りそうな言葉攻めであった。
問いかけという形式をとりながら、相手に一切回答の機会を与えない言葉の羅列。会話の隙がないというだけではない、言葉を発するのを躊躇わせる威圧感のようなものがその時の久賀にはあった。フラットに抑えられた声音で重ねられる問いには恐怖すら感じられた。
うっわぁ。
そして、成汰の感想に至るわけである。
八千代さんの制止ではっとした久賀は言葉を収め、気まずそうに謝罪していた。相手へのフォローもそぞろに八千代さんの連れて立ち去る久賀に、あの人も人間だったんだなぁといささか場違いに感心した。
一方、一人取り残された学生のほうは蒼白な顔で突っ立ったまま、地面を見つめて口元を震わせている。
成汰が聞く前にどんな会話が繰り広げられていたのかは知らないが、久賀は悪意を持って誰かを傷つけることはまずない男だ。そもそも他人に対する悪意や害意がないのではないかと思う。
勿論怒りや不快さを感じることはあるだろうし(わかりやすく言うと八千代さん関連の話だとか)、どうやら何かにつけて同意を求めるタイプの人間は苦手らしい。おそらくあの学生は何かしら久賀の逆鱗に触れたのだろう。
それにしても、なんだが気の毒な立ち姿である。今にも崩れ落ちそうな悲惨な顔に思わず同情してしまった。知り合いでもなんでもない相手だが、だからこそ盗み聞きのように立ち聞いてしまった申し訳なさが強かった。
「……あのさ、顔色悪いけど大丈夫?」
なるべく何気ない風を装って成汰は学生に声をかけた。
別に久賀のフォローというわけではないが、このまま放置するのも気が引けたのだ。
「気分悪いの? それとも貧血か? ひどい顔してるぜ」
「……あんた……」
反応がないので少し大きめに声を出すと、ようやく学生は成汰に気がついた。顔は蒼白のままだったが、目の焦点は合っている。
「なんか飲み物も買ってこようか? あ、それか、なんか食う?」
結構強引な話題の転換だったが、この場所にいるのはよくないだろう、いろいろと思い出して。ちょうど昼食に行くところだったわけだし、少しでも気が紛れればいい。
「もし大丈夫なら、飯でも食いに行かねぇ? ちょうどこれから――」
すると学生の顔が少し上がった。これなら一緒に飯でも食えば大丈夫そうかな、と成汰が安心しかけたその時だった。
「あ、ナリリン!」
この状況下ではかなり場違いなハイトーンの声が、絶対に振り返りたくない呼称が成汰を呼んだ。しかし、どれほど振り返りたくないと思っても、すでに反射的に反応してしまうほど呼ばれ慣れてしまった呼称でもあった。
しぶしぶ振り返れば案の定、毎日顔を突き合わせる学科の奴らが六人全員揃って、先程成汰が出てきた学部の校舎から出てきたところだった。ちなみに全員女子。今日も、お前ら寒い寒い言うならもうちょっと長いスカートはくとか、ジーパンにするとかしろよと言いたくなる格好だ。実際に言うと「ナリリンはわかってない!」「何がわかっていないかというと」「乙女の気持ちが!」とかいう鬱陶しい流れになるのでもう言わない。
さっきまで受けていたのは必修の授業ではなく、成汰一人が受講しているもので、学科の連中は空きコマだったはずだ。どこかの教室か休憩室でまたどこぞの誰かの噂話に花を咲かせていたのだろう。
どうしてこういうタイミングで来るかな、こいつら。
思わず盛大に溜め息を吐いていると、あっという間に囲まれた。
「授業終わったのー?」
「確か選択だよね? ナリリンってば真面目っ子!」
「真面目っ子ー!」
「うるせぇよお前ら」成汰から言わせればこいつらのほうが不真面目すぎる。
「ねぇ、ナリ君、この後って空いてる? みんなでケーキ食べに行かないかって話してたんだけど」
「私のアパートの近くに最近できたやつだよ」
「ナリリン気になるって言ってたでしょ? 行かない?」
「あぁ、あれか……」確かに気になる店だった。小さくカフェスペースもあって、入ってみたいなぁと頭の隅にはあったのが、毎度のことながらああいった店に一人で入った瞬間の店員のなんともいえない視線が嫌になる。その点、こいつらと一緒なら気兼ねなく入っていけるし、長々とショーケースを眺めていても、同じく長々とケーキ選びに迷うこいつらに紛れて変な目で見られることはない。
「……もう授業はないし、行くかな」
と、思わず行く気になって呟いてから思い出した。慌てて振り返る。
しばしの間ではあるが、成汰の脳内から完全に消去されていた男子学生は特徴的な蛙のような目を見開いて、唖然としていた。そりゃあ、いきなり姦しい女子学生が六人もやって来て、わらわらと囲まれたら驚くだろう。
飯に誘おうとしていたのに放置してしまった。慌てて謝る。
「あ、悪い。こいつら学科の連中で――」
が、いきなり背中に衝撃をくらってバランスを崩した。膝に手をついて堪えるが、何故か背中への荷重が消えない。「って、おい、押すな寄りかかんな誰だ海藤かっ?」矢継ぎ早に叫ぶが、姦し娘たち(なんか表現が古いな。六人だし)は聞く耳なんて持たない。
「これ誰? ナリリンの友達?」
「教育の人じゃないよね。ナリリンサークル入ってないし、何繋がり?」
「授業とかじゃない? ナリリン真面目っ子だから」
「だから、うるっせってのっ。そのネタ引っ張んな。てか、さっさと退けっ」重くはないが、激しく邪魔だ。
「何? その人もケーキ屋行くの?」
「いや、そういう話じゃないでしょう? いきなりそれって悪いじゃない」
「というか、早く行かないとケーキなくなっちゃうよ。ナリリン、新しいお店は全メニューチェックしたいんでしょ?」
「できればな、って、そういう話じゃねぇんだよ今は」
完全スルーから妙な絡みなんて、初対面なのに失礼すぎる。体を起して背中の重さを無理矢理落とし、改めて学生に向き直るが、
「…………けんなよ……」
歯軋りが聞こえてきそうな低い声で学生が呟く。
久賀に容赦なく言葉を並べたてられ紅潮から蒼白へと変わっていた顔色は、悄然から呆然とした様子に変わり、最終的には怒りか羞恥に染まった赤色に戻っていた。
しぶしぶ振り返れば案の定、毎日顔を突き合わせる学科の奴らが六人全員揃って、先程成汰が出てきた学部の校舎から出てきたところだった。ちなみに全員女子。今日も、お前ら寒い寒い言うならもうちょっと長いスカートはくとか、ジーパンにするとかしろよと言いたくなる格好だ。実際に言うと「ナリリンはわかってない!」「何がわかっていないかというと」「乙女の気持ちが!」とかいう鬱陶しい流れになるのでもう言わない。
さっきまで受けていたのは必修の授業ではなく、成汰一人が受講しているもので、学科の連中は空きコマだったはずだ。どこかの教室か休憩室でまたどこぞの誰かの噂話に花を咲かせていたのだろう。
どうしてこういうタイミングで来るかな、こいつら。
思わず盛大に溜め息を吐いていると、あっという間に囲まれた。
「授業終わったのー?」
「確か選択だよね? ナリリンってば真面目っ子!」
「真面目っ子ー!」
「うるせぇよお前ら」成汰から言わせればこいつらのほうが不真面目すぎる。
「ねぇ、ナリ君、この後って空いてる? みんなでケーキ食べに行かないかって話してたんだけど」
「私のアパートの近くに最近できたやつだよ」
「ナリリン気になるって言ってたでしょ? 行かない?」
「あぁ、あれか……」確かに気になる店だった。小さくカフェスペースもあって、入ってみたいなぁと頭の隅にはあったのが、毎度のことながらああいった店に一人で入った瞬間の店員のなんともいえない視線が嫌になる。その点、こいつらと一緒なら気兼ねなく入っていけるし、長々とショーケースを眺めていても、同じく長々とケーキ選びに迷うこいつらに紛れて変な目で見られることはない。
「……もう授業はないし、行くかな」
と、思わず行く気になって呟いてから思い出した。慌てて振り返る。
しばしの間ではあるが、成汰の脳内から完全に消去されていた男子学生は特徴的な蛙のような目を見開いて、唖然としていた。そりゃあ、いきなり姦しい女子学生が六人もやって来て、わらわらと囲まれたら驚くだろう。
飯に誘おうとしていたのに放置してしまった。慌てて謝る。
「あ、悪い。こいつら学科の連中で――」
が、いきなり背中に衝撃をくらってバランスを崩した。膝に手をついて堪えるが、何故か背中への荷重が消えない。「って、おい、押すな寄りかかんな誰だ海藤かっ?」矢継ぎ早に叫ぶが、姦し娘たち(なんか表現が古いな。六人だし)は聞く耳なんて持たない。
「これ誰? ナリリンの友達?」
「教育の人じゃないよね。ナリリンサークル入ってないし、何繋がり?」
「授業とかじゃない? ナリリン真面目っ子だから」
「だから、うるっせってのっ。そのネタ引っ張んな。てか、さっさと退けっ」重くはないが、激しく邪魔だ。
「何? その人もケーキ屋行くの?」
「いや、そういう話じゃないでしょう? いきなりそれって悪いじゃない」
「というか、早く行かないとケーキなくなっちゃうよ。ナリリン、新しいお店は全メニューチェックしたいんでしょ?」
「できればな、って、そういう話じゃねぇんだよ今は」
完全スルーから妙な絡みなんて、初対面なのに失礼すぎる。体を起して背中の重さを無理矢理落とし、改めて学生に向き直るが、
「…………けんなよ……」
歯軋りが聞こえてきそうな低い声で学生が呟く。
久賀に容赦なく言葉を並べたてられ紅潮から蒼白へと変わっていた顔色は、悄然から呆然とした様子に変わり、最終的には怒りか羞恥に染まった赤色に戻っていた。
「ふっざけんなよっ! 馬鹿野郎っ!」
何かの堰を切ったように金切り声で言い捨てて、学生は走り去った。足をもつれさせながら遠ざかる背中を成汰は唖然として見ていた。久しぶりに怒鳴られたな、最近キャーキャーって感じのこいつらの声ばっかり聞いてたから、なんか新鮮だな。
成汰は驚きのあまりちょっとずれたことを考えていたが、状況的に何もわかっていない学科の連中はいきなりの直情的な罵声に驚きつつもご立腹だった。
「何アレ!? いきなり馬鹿野郎とかなくない?」
「や、なんで怒ったのかすら意味わかんない」
「私たちがうるさかったのかもしれないけど、ナリ君は悪くないのに」
「ほんと、わけわかんないよね」
「もういいじゃん、あんなの。早くケーキ屋行こうよ」
「そうだよ、本題忘れることだった。ナリリン、行けるんだよね」
一瞬非難が集中したが、それもすぐさま流されて、なかったことにされる。この恐ろしく素早い意識の転換に時折、すげぇなこいつら、と感心する。絡まれて流されたあの学生は大変可哀想だが。
「いや、行けるけどよ」
学生が走り去った方向を見つめていた成汰だったが、追いかけるわけにもいかないし、追いかけてもしょうがないような気もして、結局諦めた。心の中で深く謝罪し、ついでに久賀の分も謝罪しておいた。
悪い。悪気はないんだ。ほんと、悪い。
成汰も、恐らくは久賀も、本当に悪気はないのだ。
「ささっ、ケーキ屋へゴー!」
「何食べよっかなぁ。迷うー」
「今月ちょっとお財布ピンチなんだよね」
「いや、むしろ別の何かがピンチだよ」
「だよねー。晩ご飯抜こっかな」
「ほら、早く行こうよ、ナリリン」
「お前らなぁ」
あの状況の元凶はお前らじゃないかと思いつつ、後ろ髪引かれながらも成汰は姦しいというか喧しい少女たちの後を追った。
あ、そうだ。
成汰は驚きのあまりちょっとずれたことを考えていたが、状況的に何もわかっていない学科の連中はいきなりの直情的な罵声に驚きつつもご立腹だった。
「何アレ!? いきなり馬鹿野郎とかなくない?」
「や、なんで怒ったのかすら意味わかんない」
「私たちがうるさかったのかもしれないけど、ナリ君は悪くないのに」
「ほんと、わけわかんないよね」
「もういいじゃん、あんなの。早くケーキ屋行こうよ」
「そうだよ、本題忘れることだった。ナリリン、行けるんだよね」
一瞬非難が集中したが、それもすぐさま流されて、なかったことにされる。この恐ろしく素早い意識の転換に時折、すげぇなこいつら、と感心する。絡まれて流されたあの学生は大変可哀想だが。
「いや、行けるけどよ」
学生が走り去った方向を見つめていた成汰だったが、追いかけるわけにもいかないし、追いかけてもしょうがないような気もして、結局諦めた。心の中で深く謝罪し、ついでに久賀の分も謝罪しておいた。
悪い。悪気はないんだ。ほんと、悪い。
成汰も、恐らくは久賀も、本当に悪気はないのだ。
「ささっ、ケーキ屋へゴー!」
「何食べよっかなぁ。迷うー」
「今月ちょっとお財布ピンチなんだよね」
「いや、むしろ別の何かがピンチだよ」
「だよねー。晩ご飯抜こっかな」
「ほら、早く行こうよ、ナリリン」
「お前らなぁ」
あの状況の元凶はお前らじゃないかと思いつつ、後ろ髪引かれながらも成汰は姦しいというか喧しい少女たちの後を追った。
あ、そうだ。
「悪い、途中で金下ろしに行っていいか?」
一度に全メニュー制覇は無理だが、ある程度は押さえたい。
いくらあれば足りっかな。
いくらあれば足りっかな。
あとがき
傍から見ると、成汰は大勢の女の子をはべらせている野郎だという話(そこなのか)。
成汰は別に小川のことは嫌いじゃないよ。
悪気はない。
どちらかというと、ケーキのほうが大事だけど。
傍から見ると、成汰は大勢の女の子をはべらせている野郎だという話(そこなのか)。
成汰は別に小川のことは嫌いじゃないよ。
悪気はない。
どちらかというと、ケーキのほうが大事だけど。
何故か久賀の話よりえぐい気がする。