ルミナスに秩序ある国を命じられた光の国は長い歴史の中で合議制から神命帝国を経て分裂、ルミナディア神聖連合国となって今に至る。
ジオやベリスと同様各国が独自の統治を行っていたが、先の北方大災害により西部地域が消失、歴史に残る魔王軍侵攻及びその後の南方侵略と同様の構図が出来上がり、政情は極めて不安定な状態となった。
そして神官長ルドルフ・エルレインが台頭し、
フェルスデンを除いたルミナディア連合はその権限を彼に委ねて北方戦争を引き起こした。
しかし、指導者ルドルフの失脚、及び英雄
ジークフリートの失踪によって戦争は終結。その後の終戦外交の結果、ルミナディア王国はフェルスデンへの影響力を大きく失うことになった。
ただ、戦争のために集中した権力は維持されており、このままルミナディア王国として再興していくことになるだろう。
支配構造としては、教会の長たるルミナス法王及び首都アークロードの神官団が政治の中枢となり、連合国時代の各王などが教会に従属する形を取る。
そのためルミナディア王国では奇跡神官・非奇跡神官の他に政治への関与の有無によっても神官を区分する事が出来る。
ルミナス法王
奇跡神官の最高点。ルミナディアに於いて神の恩寵そのものである奇跡は極めて重んじられており、文化圏で最も優れた奇跡神官が法王に就く。
最大最高の権力を握るが、それだけに求められる責任も重く、前任者は北方大災害を大奇跡によって封印し、栄誉ある引退を遂げた。
信仰を安定させる「神の力を示す者」という意味合いも強く、最低でも神官レベルにして8相当の能力が無ければまず話にならない実力第一の地位である。
求められる条件が厳しい以上権力争い以前に資格を持った者が居ない場合もあり、ただ高位の神官であるだけの、政治に興味のない者が象徴的に王位に就くことがあるが、その時はアークロード神官長が実権を握ることになる。
アークロード神官長
ルミナディア王国首都アークロードにおける政治神官団の長で非奇跡神官が到達出来る最高点。教会のNo.2である。
非奇跡神官はどうしても法王にはなれない関係上政治に関わる上で目指す地点はここになる。
法王によって権力機構の維持に必要な威光は十分もたらされているので、奇跡の有る無しに関わらず実際の政務能力によって選ばれる。
勿論純粋な神官としての能力も求められる。
各地の諸侯
連合国時代の各国の王であり、血筋による権力の最高点。ルミナディア王国は教会関係者のみによる官僚制的支配ではなく、連合国時代の政治システムをある程度引き継いでいる。
伝統的な支配形態である諸侯に、教会からの監督が付き、中央によって定められた法の遵守を求める。
ルミナス教は法と秩序を求める宗教であり、必然人に対して禁欲を求める。
教会の権力も非常に強く、人々の倫理観はルミナス教によって規定され、それはカトリック教世界のそれに近い。
よって同性愛の否定や処女性の神聖視などもあり南方人にとっては非常に窮屈で潔癖であると言える。
南方に比べ農業生産力に乏しく、食糧問題は常に存在する。
また数年前の北方大災害によってヴァルシア大陸中央以西は魔物の跋扈する危険な土地となり、その内情を知ることは難しい。
この国土の大幅な減少に伴い、
フェルスデンとの国力差が小さくなった事もフェルスデンに対する影響力の減少に関わっている。
またアークロードの遠く北には氷雷山と呼ばれる山脈が連なっており、そこは竜の多く住む厳しい土地となっている。
更にその北には雪に埋もれた古代遺跡群、そして北の果てに白嵐の山脈がそびえ、その先は人類未踏の土地である。
最終更新:2018年03月20日 11:06