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サーブレット
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サーブレット
Webサーバ上で実行されるモジュール(部品)化されたJavaプログラム。
サーブレットを追加することにより、Webサーバの機能を拡張することができる。
サーブレットはJava言語で記述されているため、特定のOSやハードウェアに依存することがなく、サーブレットAPIを実装したあらゆるWebサーバで稼動させることができる。
CGIなどの他のサーバサイドプログラムと異なり、一度呼び出されるとそのままメモリに常駐するため、高速な処理が可能である。
また、データを永続的に扱うことができるため、複数のユーザ間で情報を共有することもできる。
当初はSun Microsystems社のJava Web Serverの機能の一つとして提供されていたが、仕様がJava Servlet APIとして独立し、
現在では様々なWebサーバ向けにサーブレットの実行環境が用意されている。サーブレットは、いうなれば、「サーバサイドで動作するアプレット ( 小さなアプリケーション部品 )」です。
かつてJava言語がWebの世界に本格的に登場した1997年あたりには、IEやNetscapeなどのブラウザ上で動作するアプレットが
HTMLのシンプルな( 悪くいえば貧相な ) ページを飾り立てたものですが、サーブレットはそうしたビジュアルな表現を実現するものではありません。
サーバサイドで動作し ( 必要に応じてデータベースやテキストファイルを検索、更新し ) その処理結果を ( 一般的には ) HTMLとして返す。
―― それがサーブレットの役割なのです。