定義
直訳すれば「空想上の友達」。その名の通り、空想が生み出す友達であるが、保持者との関係は必ずしも友達とは限らず、家族、恋人、ペットなどの場合もある。
別名
- 「イマジナリーコンパニオン(IC)」
- 「エア友達」
- 「インビジブルフレンド」
イマジナリーフレンドの分類
イマジナリーフレンドには幼少期にできるものと青年期以降にできるものに分けられる。
幼少期のIF
幼い子供(幼稚園児程度)が誰もいない所に「ここに人がいる」と仮定して遊ぶ場合の「人」はこの分類に入る。
子供自身はIFをつくることに対して無意識である。
自然な現象であり、成長するにつれて忘れていく場合が多い。
青年期以降のIF
青年期以降とあるが、意識的に作った又は出会ったと言える場合はこちらである(と言ってもこの文章を読める年齢の人のIFはこちらである)。
年齢はIFを現実の人と違うと認識できるようになる年齢(小学生~中学生頃)から、上限は問わない。
IFをつくる明確な理由は無くても、少なからず訳があって(孤独、話し相手、遊び相手、試しになど)作っている若しくは出会っている。
他の思念体との違い
思念体の中では最も心理学に関連し、IFがオカルト扱いされることはまず無い。
IFは、特に現実の友人がいない又は少ない場合に寂しさから「友達がいないなら作ればいいじゃないか!」という思想で生まれることが多い。
IFは心理学的な思念体を表す用語なので、「訓練」「オート化」「
依り代」など魔術用語と組み合わせて使用されることは少ない。
理由として、はじめから問題なく接することができ、IFは一人二役の延長線であり、想定外のことを言わせようという意思が伴わないことが挙げられる。もしそのような意思が伴う場合は、
タルパ又は
人工精霊であると考えられる。
最終更新:2020年08月22日 15:30