「歴史とは、ひょっとしたら避けられたかもしれない事柄の集積である」
――旧西ドイツ首相コンラート・アデナウアー
▲一見、人当たりの良さそうな人物だが…。
後藤の野望を阻止すべく、米軍を指揮する米大使トールマン。あなたはトールマンから、後藤が大魔王ルシファーをこの東京に呼び寄せようとしている計画を聞かされる。東京を悪魔から守るため、手を貸してほしいと頼まれるが――。
あなたがある答えを口にしたとき、トールマンの表情が変わった。同時に、辺りに激しい雷が乱れふる――。気が付けば、トールマンの姿はない。…いや、トールマンはいた。北欧の雷神・トールという、本来の姿となって。
お宝リスト
出現悪魔
1F
LV7 妖鳥ハーピー
LV8 魔獣山揮
LV10 妖鬼アズミ
LV12 妖精ドリアード
LV12 魔獣カーシー
LV12 地霊ファハン
LV14 天使エンジェル
LV14 夜魔キャク
LV14 闘鬼スパルトイ
LV18 堕天使フォルネウス
LV8 邪鬼呑口
LV10 屍鬼ゾンビアーミー
LV11 邪鬼オーク
LV14 悪霊レムルース
2F
LV10 妖鬼アズミ
LV12 妖精ドリアード
LV12 魔獣カーシー
LV12 地霊ファハン
LV14 天使エンジェル
LV14 夜魔キャク
LV14 闘鬼スパルトイ
LV11 邪鬼オーク
魔神トール
トールマンの頼みを断る、あるいは神への忠誠を誓わなかった場合、トールと戦闘になる。雷神というだけあり、電撃系魔法を得意とする。しかし神経弾を装備しているなら楽に勝てる。ノーダメージで倒すことも難しくない。ただトールはHPが高いため、なかなかしぶとく、長期戦になりがちだ。道中で闘鬼スパルトイを仲魔にしているなら、彼のタルカジャを重ねがけし、一気に畳みかけたい。
さてあなたが神への忠誠を誓おうと、あるいはそれをこばもうと、残念ながら、東京へのICBM直撃は避けられない事態となる。カウントダウンが始まっても、あなたには事の行く末を案じることぐらいしかできない。あなたが生きた199X年の東京は、ここで終わる。
考えてみれば、ここに至るまで、あなたにはみっつの選択肢があった。ひとつ目は後藤に従い千年王国の計画を阻止すること。ふたつ目はトールの頼みを聞き、後藤を倒し、神への忠誠を誓うこと。そしてみっつ目は、後藤とトール、どちらとも手を組まず、両成敗すること。
繰り返しになるが、結論としては、どの選択肢を取ろうとも、東京大破壊への道を避けることはできない。コンラート・アデナウアーの言葉を言い換えるなら、“歴史とは、回避できなかった事柄の集積である”、ということになるのかもしれない。
これからあなたは、少女の力で異世界へと旅立つことになる。金剛神界と言われる、現世であって現世でない世界が、あなたに用意された次なる舞台だ。しかしその世界に旅立つ前に、少し考えてみたい。なぜ少女はレジスタンスという立場を取っていたのだろうか?後藤も、トールマンも、少女にとってはどういう存在だったのであろうか?少しでも、彼女との会話を思い出してみよう。少女の取っていたスタンスに、ひとつのヒントが隠されているのだ。
最終更新:2018年12月22日 19:05