金剛神界から帰ってくると、そこは202X年の東京・新宿であった(!)。しかし見渡す限り目に映るのは、見るも無残な瓦礫の山と、我が物のように地上を跋扈する悪魔たちのみである。あなたが金剛神界にいる間、大都会東京は瓦礫と砂漠が広がる死の荒野と化してしまったのだ。
■新宿御苑
金剛神界から帰ってきたあなたが降り立つ場所。隣接する千駄ヶ谷駅はかろうじて形を残すものの、続く信濃町方面は駅はもちろんのこと、慶大付属病院などがあった場所は死の砂漠と化している。また河の氾濫で地形が変化し、麹町方面へは歩いていけそうにもない。
■スタジオアルト
改修されたのか、スタジオアルトは健在である。199X年から30年の時間が経過していることを知ることができる。
■新宿
新宿の地下街は30年前から基本的に変わっていない。施設や店の位置も同じである。ただひとつ変わったのは、あの小澤が新宿のボスとして君臨していることぐらいだ。
■新宿~渋谷地下道
新宿区と渋谷区をつなぐ地下道。ICBMにより山手線や中央線、さらには高速4号新宿線が破壊され、周辺は瓦礫の山でとても人が歩けるような場所ではない。そのため、渋谷へ向かうには地下道を通る必要がある。
■増長天
東京を守護する四天王の館のひとつ。明治神宮の宝物殿の正体である。館には増長天が封印されているが、その封印を解くには“四門の玉”が必要。
■渋谷
かつて若者の街と呼ばれ、新宿と共に東京西部の一大商業センターであった渋谷も、現在は無残に倒壊したビルが姿をさらしているだけだ。根津美術館のあった辺りにミサイルが着弾したため、南青山一帯は完全に壊滅、恵比寿周辺に至っては浸水により地形も変化している。山手線や私鉄のターミナル機能は一切機能しておらず、数々のビルも見事なまでに倒壊した。現在はメシア教徒たちの避難所としてしか機能していないようだが…。なお、
ある条件を満たすと渋谷が復興して新たなビルが建つ。詳しい情報は基本データページの『
復興アイテムについて』を参照のこと。
■六本木
江戸初期は原野で松の木六本が目印であったことから、この名がついた。元々は比較的静かな住宅街であったのだが、戦後ここに俳優座劇場が建てられ、付近に民放テレビ局が作られることで多くの芸能人が行き来するようになってからは、ディスコや飲食店が建ち並び、先鋭的な風俗や話題を提供する繁華街となった。
現在は非常に強力な結界で守護されており、地下道を経ないと入ることができない。かつてナイトライフが楽しめる街として有名であったこともあり、こんなご時世でもディスコは営業中。それを目当てにわざわざ危険を冒してまでやってくる者も多いようだ。
■六本木地下道
広尾から六本木へと続く道。かつてこの広尾・麻布界隈は諸外国の大使館が多く集まっていて、外国人が多い街でもあった。
■銀座大地下道
乃木神社の辺りにある。防衛庁の瓦礫と六本木の結界の影響で、最初は入ることができない。この地下道は六本木・銀座を結ぶだけでなく、さらには池袋にまでつながる重要な地下道だ。
■青山
山の手台地末端に近い高台にある。江戸時代は社寺・武家屋敷があったところで、明治以後は兵営・錬兵場や青山御所・青山墓地になった。昭和20年までは陸軍大学や師団司令部がここにあった。
■恵比寿
武蔵野台地の淀橋台にある。この一帯は縄文期の遺跡や古墳時代の古墳が多くあった。名の由来はビールからきている。明治20年(1887)に設立された日本麦酒醸造有限会社が三田村に工場を設け、明治23年“恵比寿ビール”を売り出した。明治26年、工場内に西宮神社(兵庫県)から分霊し恵比寿神社を祀り、明治36年に開設された貨物駅は明治39年には恵比寿駅と名付けられたことから、町名が“恵比寿”となった。
■目黒
大正末期から住宅地区として都市化した。目黒不動や、都内最古の寺院と言われる円融寺などがある。
出現悪魔(新宿・六本木周辺)
LV15 ガイア教徒特攻隊
LV18 妖鳥姑獲鳥
LV19 地霊ブッカブー
LV20 ガイア教徒処刑ライダー
LV28 魔獣ストーンカ
LV34 妖魔磯良
LV35 魔獣タムズ
LV15 マシンビットボール
LV17 幽鬼グール
LV22 邪龍ワーム
LV27 妖獣アツユ
LV30 邪龍コカトライス
出現悪魔(渋谷周辺)
LV18 妖鳥姑獲鳥
LV18 メシア教徒狂信者
LV19 地霊ブッカブー
LV23 妖精ケルピー
LV22 メシア教徒聖堂騎士
LV37 メシア教徒メイガス
LV15 マシンビットボール
LV17 幽鬼グール
LV20 凶鳥フリアイ
LV21 マシンT93G
LV25 マシンT95CP
LV27 妖獣アツユ
荒野の東京では低レベルの悪魔から高レベルの悪魔まで、実にさまざまな悪魔が出現する。また行動範囲が一気に広がるため、破壊前には行くことのできなかった街に足を伸ばすことも可能だ。しかし、荒れ果てた東京には車や電車などあるわけもなく、ターミナル以外は徒歩のみでの移動が基本となる。だが道中はエンカウント率も高いため、イライラする人も多いはず。
そこで新宿に着いたらまずしたいのが、魔法「エストマ」を持つ仲魔の確保だ。エストマは自分よりレベルの低い悪魔の出現を封じるため、自分が強い場合は移動がすこぶる楽になる。ゲームの中盤以降は必須の魔法と言ってもいい。そしてこの魔法を持つ悪魔を新宿で仲魔にするには、新宿周辺に出現する魔獣タムズを利用するといいだろう。タムズをフレイミーズでランクアップさせるとエストマを所持する魔獣オルトロスになる。
まずは新宿周辺でレベルアップもかねて魔貨稼ぎをする。新宿に戻ったばかりの頃は装備も貧弱で苦戦するが、そこはグッと我慢してある程度資金を貯める。魔貨がある程度貯まったら、まずはガンショップでSPAS12と神経弾を購入。SPAS12は高額だが、威力は高いのでだいぶ戦闘が楽になるはずだ。余裕があれば防具も一通り揃えよう。戦力をある程度整えたら、今度は新宿から南の増長天(明治神宮)に行く。
新宿の南にある増長天だが、ここにはレベル50前後の悪魔が多数出現するため、生半可な強さでは確実に返り討ちになってしまう。しかし逆の見方をすれば、ここで戦闘に勝利できれば、一気に大量の経験値を獲得することもできるというわけだ。まさにハイリスク・ハイリターンなダンジョンなのだ。当サイトとしては、玉砕を覚悟でこのダンジョンに突っ込んでレベル上げをおこなうことを推奨する。作業終了の目安としては、魔神ロキが造れるようになるレベル40程度がいいだろう。ここまで上げておくと、今後の展開が楽になる。
増長天に出現する悪魔は強く、レベル25程度では無闇に突っ込んでも勝てるものではないので、下準備をしておく必要がある。まずは新宿でのカオスヒーローのイベントを済ませること。これで一気にカオスヒーローが強くなり、パーティーのエースになるはずだ。彼には戦闘で盾になってもらう。次にアイテム“蠱毒皿”の用意。これはガイア神殿にて格安で手に入る。これをいくつか買っておく。そして仲魔はHP重視で盾をそろえておく。できれば鬼神一言主など、ムドが使える仲魔もいた方がよい。これらの準備が整ったら、まずは渋谷に行き、一旦セーブ。そして増長天に向かおう。
増長天では先ほど準備した蠱毒皿をメインに戦っていく。もちろん、神経弾を装備して敵を眠らせるのも忘れずに(おそらく、レベル25前後では、1~2発で殺される可能性が高い)。狙うのは蠱毒皿が効いてなおかつレベルの高い妖魔天狗、妖鬼酒呑童子がいい。数によってはトラフーリで逃げた方がいいが、倒せるようであれば惜しげなくアイテムを使って倒そう。
逆に、蠱毒皿を使っても無駄なのが、地霊猿田毘古や闘鬼ヤクシャ、鬼女ダーキニーだ。猿田毘古は蠱毒皿を無効化するだけなのでまだいいが、他のふたりは反射してくるため、一発で返り討ちにあってしまう。これらの悪魔と戦う場合は、地道に剣と銃で削るしかない。神経弾が効くので、毎ターン銃攻撃をしていれば、時間はかかるがそれほど難しくはないだろう。
ここでレベルを40ほどまで上げたら、先述した魔獣オルトロスや、魔神ロキ、女神ヴェルザンディなどを造るといいだろう。特にヴェルザンディはディアラハンとメディアラハンという便利な回復魔法を持つため、今後大活躍間違いなしだ。造り方だが、新宿で簡単に造ることができる。
- 堕天使オロバスor堕天使シトリー+妖精ケルピー=天使アークエンジェル
- 天使アークエンジェル+妖精ケルピー=女神ヴェルザンディ
ケルピーは渋谷に大量に出現するエルフでもいい。魔神ロキ、女神ヴェルザンディがいれば、新宿・渋谷・六本木の攻略はかなり楽なものになるだろう。
最終更新:2018年12月22日 19:19