程昌裔 ていしょうえい
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盛唐の官人・駙馬。
玄宗の皇女
広寧公主を娶る。天宝十載(七五一)正月に楊氏五宅(
楊貴妃一門の権勢があった五家)が夜に遊び、
広寧公主の従者と
西市門の通行を争い、楊氏の家僕が鞭で公主の衣を払ったから公主は落馬し、それを程昌裔を助けたが、家奴にむち打ちされた。公主が泣いて玄宗に訴えると、家僕は杖殺されたが、程昌裔も免官となった。
列伝
『新唐書』
巻八十三 列伝第八 諸帝公主 玄宗二十九女 広寧公主
『資治通鑑』巻二百一十六 唐紀三十二 玄宗下之上 天宝十載正月庚子条
外部リンク
最終更新:2025年02月19日 01:43