李落落 りらくらく
?-896
晩唐の武将。
李克用の長子。鉄林指揮使。乾寧三年(896)李克用が魏博節度使
羅弘信を攻撃すると、
朱全忠の将軍
葛従周が救援に駆けつけ、洹水に陣を構えた。葛従周は周囲に落とし穴をつくっており、李克用が倒れると、李落落はそれを助けようとしてかえって自身が捕虜となった。李克用は朱全忠に講和を求め、李落落の引き渡しを求めたが、朱全忠は李落落の身柄を羅弘信に引き渡し、羅弘信は李落落を処刑した。
史料
『資治通鑑』巻第二百六十 唐紀七十六 昭宗上之下 乾寧三年六月条
外部リンク
最終更新:2024年05月17日 14:36