周本 しゅうほん
862-938
唐末・五代の武将。
楊行密の部将。舒州宿松の人。三国志で有名な周瑜の末裔。宣州節度使の
趙鍠の将となり、楊行密に仕えて牙将となる。光化二年(899)青州の将の陳漢賓が楊行密を迎えると、
王綰・
張訓とともに出迎えた。淮南馬歩軍使。天祐六年(909)撫州刺史の
危全諷との戦いに参加、信州刺史となる。雄武統軍、徳勝軍節度使、安西大将軍、太尉、中書令を歴任した。『十国春秋』に伝がある。
史料
『十国春秋』卷七 呉七 列伝 周本
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最終更新:2024年05月20日 18:22