劉威 りゅうい
857-914
唐末・五代の武将。
楊行密の部将。廬州慎県の人で、楊行密とは同郷で親しく、その最初期からの将であった。
安仁義らとともに
劉建峰を破って功績があった。楊行密は
孫儒と戦ったが不利であり、劉威は献策によって孫儒を捕縛することができた。廬州刺史となる。楊行密が卒すると
周隠によって擁立されようとしたが、
楊渥が継承した。鎮南軍節度使となり、
危全諷が兵十万で洪州に侵攻してくるも防衛をはたした。 『九国志』に伝がある。
史料
『九国志』巻一 呉臣伝 劉威
外部リンク
最終更新:2024年05月23日 11:57