張顥 ちょうこう
?-908
唐末・五代の武将。蔡の人。はじめ
秦宗権に仕え、後に
孫儒に仕えた。孫儒が滅ぶと
楊行密に仕え、厚遇され、廬州の
蔡儔が叛くと蔡儔に仕え、楊行密が廬州を包囲すると城壁を乗り越えて投降した。左牙指揮使に任じられた。
徐温とともに
楊渥を擁立。しかし楊渥は抵抗の動きを見せたため、楊渥を殺害した。今後は徐温と対立。党派ともども殺害された。『九国志』に伝がある。
史料
『十国春秋』巻十三 呉十三 列伝 張顥
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最終更新:2024年05月23日 19:54