張茂昭 ちょうもしょう
762-811
中唐の藩鎮。義武軍節度使
張孝忠の子。
張茂宗・
張茂昭の兄。本名は張升雲。字は豊明。貞元七年(791)父張孝忠が卒すると、徳宗は邕王
李謜を義武軍節度大使とし、張茂昭を留後とし、延徳郡王に封じた。二年後節度使となった。
王承宗が叛くと討伐に参加した。元和五年(810)藩の奉還を願い出て聴され、長安に赴いたが、翌年卒した。子に
張克礼・
張克勤がいる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
外部リンク
最終更新:2024年05月30日 00:52