杜叔良

杜叔良 としゅくりょう

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中唐の武将。神策軍長武城使。元和十年(815)朔方霊塩定遠城節度観察使となる。霊武節度使となり、元和十三年(818)十月、吐蕃が宥州に侵攻してくると定遠城で破った。元和十五年(820)三月にも吐蕃を打ち破った。左領軍護大将軍となり、長慶元年(821)十月、充深冀諸道行営節度使に任じられた。さらに滄州刺史、横海軍節度使に任じられ、烏重胤に代って王廷湊討伐にあたることとなる。同年十二月、博野県で王廷湊と戦うも、七千人を失う大敗を喫し、身をもって逃れ、帰州刺史に貶された。

本紀・列伝・史料

『新唐書』巻七 本紀第七 憲宗 元和十三年十月壬戌条
『新唐書』巻八 本紀第八 穆宗 元和十五年三月乙巳条、長慶元年十月丙寅条、同年十二月庚午条
『新唐書』巻二百一十一 列伝第一百三十六 藩鎮鎮冀 王廷湊
『旧唐書』巻十五 本紀第十五 憲宗下 元和十年七月辛未条
『旧唐書』巻十六 本紀第十六 穆宗 長慶元年十月丙寅条、同月丙戌条、同年十二月庚午条

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最終更新:2024年06月19日 16:02
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