馬寔

馬寔　ばしょく

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中唐の武将。盧龍軍節度使朱滔の部将。朱滔が王号を僭称して国号を冀とすると、司武に任じられた。朱滔は馬寔に兵一万人を率いさせて、王武俊とともに馬燧の攻撃から防御させた。康日知を趙州で攻撃したが勝てなかった。その後、冠氏県に駐屯していたが、朱滔が貝州で攻撃されると、急遽救援にかけつけ、兵士を休ませるよう願ったが、即時攻撃となったため大敗した。

列伝

『新唐書』巻二百一十二 列伝第一百三十七 藩鎮盧龍 朱滔