王瓌

王瓌 おうかい

?-891
唐末の官人。太原の人。恭憲皇后の弟。文徳元年(888)昭宗が即位すると、母を皇太后に追尊し、叔父王瓌に官職を授けた。王瓌は節度使を求めたから昭宗は楊復恭に諮問したが、外戚を顕職に任じないことを理由に同意しなかった。王瓌は楊復恭を罵ると、黔南節度使に任じられることとなったが、楊復恭の密命により、途中の船を転覆させられ、一族・賓客もろとも水死した。昭宗には事故と報告されたが、昭宗は楊復恭を恨むことになった。

列伝

『新唐書』巻七十七 列伝第二 后妃下 懿宗恭憲皇后王氏
『新唐書』巻二百八 列伝第一百三十三 宦者下 楊復恭

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最終更新:2024年09月08日 22:55
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