李漢

李漢 りかん

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中唐の官人。字は南紀。淮陽王李道明の六世の孫で、その世系は、李道明→李景融→李務該→李思一→李岌→李荊→李漢である。若くして韓愈の弟子となり、韓愈の娘を娶った。元和七年(812)進士に及第し、左拾遺となった。牛李の朋党の牛派に属し、憲宗実録の編纂に際して李吉甫の事績に容赦しなかったから、子の李徳裕に憎まれた。李宗閔が宰相となると知制誥、御史中丞、吏部侍郎となる。李徳裕が宰相となると、汾州刺史、さらに汾州司馬に左遷された。詔して二十年間の任用を禁じられた。絳州長史に遷され、大中年間(847-860)宗正少卿となって、在任中卒した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻七十八 列伝第三 宗室 太祖諸子 淮陽王道玄 漢
『旧唐書』巻一百七十一 列伝第一百二十一 李漢

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最終更新:2024年09月22日 00:05
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