独孤懐恩 どくこかいおん
585-620
隋の官人、初唐の武将。隋・唐両朝の外戚。独孤整の子で、隋の
独孤皇后、
李昞夫人の独孤氏(
元貞皇后)の甥にあたり、唐の
高祖の従兄弟にあたる。隋の
文帝・独孤皇后に宮中で養われ、鄠県令に任じられた。李淵(後の高祖)が長安を平定すると、長安県令となり、高祖が即位すると工部尚書となった。
劉武周が
宋金剛に南進させると、討伐に派遣されたが捕らえられた。逃亡して再び軍を授けられたが、謀反を企んでいたことが発覚し、処刑された。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
外部リンク
最終更新:2024年10月13日 14:27