玄武門(洛陽)

玄武門

洛陽宮城の正北門。北面二門の一つ。北の曜儀城に接し、南の応天門と正対する。隋の時に名付けられ、中宗の時に神武門に改められ、楼を制勝楼とした。この門から宮城正南門の応天門、皇城南門の端門、洛水に架かる天津橋、外郭城南門の定鼎門を結ぶ線が洛陽都城プラン上の中軸線で、長安城の朱雀大街の線に相当する。長安にも同名の玄武門がある。神龍元年(705)張易之を誅殺して唐の復辟を果たした際に、兵がこの門から入った。

参考文献

愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)

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最終更新:2025年02月14日 13:01
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