定鼎門
洛陽、外郭城の正南門。南門三門(定鼎門・
厚載門・
長夏門)のうち、中央にある門。隋代に建国門と呼ばれ、唐の武徳年間(618-623)に
王世充によって改名された。洛陽の北門の
玄武門、宮城の正南門の
応天門、皇城南門の
端門、洛水に架かる
天津橋、外郭城正南門の定鼎門を結ぶ線が洛陽都城プラン上の中軸線で、定鼎門から天津橋まで、長安城の朱雀大街に相当する定鼎門街が通る。
参考文献
愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)
最終更新:2025年02月23日 17:05