陸士季 りくしき
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隋末・初唐の官人。蘇州呉県(江蘇省蘇州市)の人。同郷の顧野王から『春秋左氏伝』『史記』『漢書』を学んだ。隋に仕え、即位以前の
恭帝侗の記室兼侍読となり、恭帝侗が即位すると著作郎に任じられた。専横をきわめる
王世充を殺害しようとしたが、密謀が漏れて侍読を解任された。後に唐に仕え、貞観年間(623-649)初頭、太学博士兼
弘文館学士で終わった。著作に『陸士季集』十巻がある。
陸南金・
陸趙璧の祖父。
志・列伝・史料
『新唐書』
巻六十 志第五十 芸文四 丁部集録 別集類
『新唐書』
巻一百九十五 列伝第一百二十 孝友 陸南金
『隋書』巻五十九 列伝第二十四 煬三子 元徳太子昭 子越王侗
『旧唐書』巻四十七 志第二十七 経籍下 丁部集録 別集類
外部リンク
最終更新:2025年06月15日 23:30