裴郁

裴郁　はいいく

?-800
中唐の官人・儒者。博士。顔杲卿が宰相ではないから、諡をただ忠の一字とするよう建言したが、却下された。尚書左丞となったが、貞元六年(790)趙宗儒によって考課を中の中に下げられた。貞元七年(791)献祖・懿祖の廟を東向の遷すよう建言した。貞元十六年(800)九月卒。

列伝・史料

『新唐書』巻一百五十一 列伝第七十六 趙宗儒
『新唐書』巻一百九十二 列伝第一百一十七 忠義中 顔杲卿
『旧唐書』巻十三 紀第十三 徳宗下 貞元十六年九月丙午条
『旧唐書』巻二十六 志第六 礼儀六 祫禘