安上門
長安、皇城の南面三門(含光門・朱雀門・安上門)の一つで、東に位置する。北に皇城内の第七横街、南に朱雀門街東第二街がそれぞれ東西方向に通り、朱雀門街東第二街を挟んで南西が
興道坊、南東が
務本坊で、第七横街の北西には太常寺、北東には
太廟が位置する。さらに安上門から北に安上門街が通る。至徳二載(757)
安禄山の名を嫌って先天門に改められたが、しばらくして旧に復した。
参考文献
徐松 撰、愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)
最終更新:2025年10月24日 01:25