王殷

王殷

?-?
唐末・五代後梁の官人。朱全忠の部下。北院宣徽使、枢密院使。枢密院の公事を権知しており、天祐二年(905)、枢密使および宣徽南院北院が停止された。柳璨が九錫を朱全忠に授けるよう手配しているのを、二心があると誣告し、また蒋玄暉が積善宮で唐の宗室を興隆させる陰謀を行っていたと、朱全忠に讒言し、朱全忠は王殷に積善宮を襲撃して何皇太后を殺害させ、蒋玄暉・柳璨も朱全忠に殺された。

列伝・史料

『新唐書』巻二百二十三下 列伝第一百四十八下 姦臣下 柳璨
『旧唐書』巻二十下 本紀第二十下 哀帝 天祐二年十二月辛卯先是条、庚子条、乙巳条、戊申条

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年01月03日 01:59
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。