蒋洌 しょうれつ
691-764
唐代の官人。尚書左丞。父の
蒋挺は宰相
高智周の外孫にあたる。子に
蒋錬、
蒋鎮がいる。字は清源。楽安の人。弟の蒋渙とともに詞賦で知られ、「二陸」と称された。進士に及第し、監察御史、殿中侍御史、屯田員外郎、江淮黜陟使判官、朝散大夫、司封員外郎、判吏部南曹、考功郎中、諫議大夫、上柱国、御史中丞、京畿採訪処置和糴和市等使を歴任した。御史中丞の時、
楊国忠の示唆により
顔真卿を讒言した。しかし楊国忠の意を得ず、大理少卿に左遷された。安史の乱に際して弟とともに賊に降伏してその官位を得た。
列伝・史料
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最終更新:2025年07月26日 01:18