張潾

張潾

?-880
唐代の武将。高駢の部将。高駢の命で梁纘とともに浙東の黄巣軍を攻めて破った。広明元年(880)、大雲倉で黄巣を破り、黄巣は降伏を偽って逃走して上饒に立て籠もった。張潾を通じて高駢に帰順を願い出て、信じた高駢が昭義・武寧・義武軍の兵数万を帰還させると、黄巣は攻撃し、張潾は応戦したものの敗れて戦死した。その後、黄巣は長江を渡河して軍を北上して長安に向かったから、この敗戦は黄巣の乱のターニングポイントとなった。

列伝

『新唐書』巻二百二十四下 列伝第一百四十九下 叛臣下 高駢
『新唐書』巻二百二十五下 列伝第一百五十下 逆臣下 黄巣

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最終更新:2023年02月03日 22:55
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