向潤客

向潤客

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唐代の武将。安禄山の子飼いの部将。安禄山が反するとそれに参加。范陽留後の賈循の麾下で、范陽留副留守であったが、賈循が唐に帰順しようとすると、その企みを暴き、賈循を絞殺して阻止した。范陽は史思明が守ったが、史思明外戦のため代わって向潤客が范陽を守った。乾元元年(758)李懐仙とともに平盧軍節度使の侯希逸を攻撃したが敗れた。

列伝
『新唐書』巻一百九十二 列伝第一百一十七 忠義中 賈循
『新唐書』巻二百二十五上 列伝第一百五十上 逆臣上 安禄山
『旧唐書』巻一百二十四 列伝第七十四 侯希逸