盧照隣
637-689
初唐の詩人。幽州・范陽の人。字は昇之。年少のころより、 才学の誉高く、のち新都(四川省)の県尉となったが、病気のため辞任し、長期間の療養生活の結果、悲観のあまり自殺した。
王勃・
楊炯・
駱賓王と文才を並称され、「王楊盧駱」または初唐の四傑とよばれる。長篇の七言歌行にすぐれ、「長安古意」が有名である。『昇之集』7巻の詩文集がある。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
参考文献
『アジア歴史事典9』(平凡社、1962年4月)
外部リンク
最終更新:2023年06月11日 20:57