完全習得学習
時間を費やせばどの子にもどんな内容でも理解させることができる、という
キャロルの発想をもとに
ブルームの提供した学習理論。
学級の90~95%以上の児童生徒に学習内容を習得させるという考え方を根幹に置き、学習方法や学習評価を工夫する。
教育目標を明確に設定し、その下位目標にあわせた学習単元が設けられる。単元が終了すると、達成度やつまずきを知るために
形成的評価を行う。目標に達してない場合は、補充教材などでさらに学習が行われ、完全に学習を習得させようとする。
なおブルームは評価をその機能面から、
診断的評価・
形成的評価・
総括的評価に分類している。完全習得学習(マスターラーニング)では、形成的評価が重視される。
最終更新:2008年05月25日 15:47