ナトルプ
パウル・ナトルプ(Paul Gerhard Natorp, 1854年1月24日 -1924年8月17日 )は、ドイツの哲学者である。ペスタロッチの教育者としての生涯に対して感激し、研究をした。
学派
科学の認識論的基礎付け、プラトンやカント的イデア論に基く哲学の思想を継承し新カント派のマーブルク学派をコーエンとともに形成した。また、ヘルバルト学派とは対立した一面がある。
学問
科学、道徳、芸術の調和的発展を教育の基本とし、意志とイデアの陶治による社会的教育学を説いた。教育を社会の側面から捉えた人である。 この社会的教育学は、ベルゲマンに影響を与えた。
言葉
「人間は、人間的社会によってのみ人間になる」という有名な言葉を残している。
その他
ナトルプの弟子であった、ガダマー、ハルトマン またブランシュヴィックは、ナトルプの科学の認識論基礎付けにとても影響を受けた。
編集および著作
『社会的教育学』玉川大学出版部 (1903)
『プラトンのイデア論』 (1909)
『ペスタロッチ──その生涯と理念』東信堂 (1910)
『精密科学の論理的基礎』 (1911)
『哲学──問題と諸問題』 (1912)
『普遍心理学』 (1920)
また、生前の彼の全蔵書は『ナトルプ文庫』として成城大学図書館が所蔵している。

(ja.wikipedia.org/wiki/パウル・ナトルプ www2.wbs.n
e.jp/~k123/k_link/nato.htm より、一部引用。)

りえ
最終更新:2007年02月24日 01:13