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「うぉぉぉぉぉぉっ!!!」
ズダダダダダダッとスバルは人込みを駆け抜けた。
スバルは全力疾走しているが、ロックは大して急いでいる様子もない。
      • 電波体だから。
「ロック、ずるいぞ、ハァ、ハァ ちくしょお」
「ヘンへヘンノヘーンだ」
意味不明な鼻歌を歌いつつ、ロックはスバルと駆けていく。
校門をくぐり。階段を上がり。教室のドアをくぐり。
「セ ――――――――――――――――フ!!!!!」
思わず叫んでしまった。
視線はもちろん、2人の方向へ。
「え…あの…、スイマセン」
「ちょっと星河君!しらけまくってんじゃないの!!」
「ごめん;;」
キーンコーンカーンコーン
「はい静かに」
担任の先生が来たので、生徒達は静かにした。
ホームルームの時間が始まった。
「えーとですね 今日は代表・議長など委員を決めたいと思います」
ざわざわ
中学にありがちな光景だな、と先生は思いつつ、
「静かに」
と言った。
「ではまず、代表生徒を決めたいと思います」
「男子 立候補はありますか」
シーン・・・
「では 女子 立候補・・・」
「はい 私がやりたいです」
委員長は勢いよく手を挙げた。
「うわっちゃ~ すげぇや委員長」
「流石です」
「では白金さん 抱負をお願いします」
「はい
 まず 私が学級代表になったあかつきには 生徒会長になって、
 皆さんをしっかりとリードし、学校に革命をもたらして御覧に入れましょう」
「長いですね」
「流石だよ 委員長」
「何時間続くんだ・・・ 牛丼食いたいよ」
そして委員は順調に決まり、やはり委員長は野望の一歩を踏み出した。
4時間目
「では、次はですね、野外学習についてです 
 実はあと3日後に野外学習というものがありましてですね、
 班の仲間と料理を作って過ごすっていう行事です プリントを見て・・・」
「まーたなげぇな」
「ま、しょうがないよ でも 三日後っていうのは早すぎる」
20分後
「えーでは 我が班ではカレーを作りたいと思います」
「委員長 すごい力だ 代表はやるわ班長はやるわ司会はやるわ・・・」
「当然です」
「すげぇや 委員長 で!肉はもちろん牛肉だよな」
「お前はそればっかだな ゴン太」
「その確率120%!!」
20分後
「じゃ、決まりね 野外学習のすべての予定は!
 あ~全部終わっちゃったし雑談でもしましょ!」
委員長は伸びをした。
「早かったね」
「すごすぎます 委員長」
「流石だぜ ていうか腹減ったぜ 早く飯食いたいぜ」
ラップ調か、とキザマロは突っ込んだが、スルーされた。
「星河君!!近況報告をしなさい」
「え? うーん WAXAに入ってまた戦いの日々が始まって・・・
 そして、ハジメさんと・・・あ、ハジメさんっていうのはあの日ランニングしてた人で」
「オイ!スバル」
「へ? って、あ」
3人の視線と各々のウィザードの視線がスバルへいった。
「星河君・・・ また私たちに内緒で一人で危ない目に会おうとしてるの?」
「え?いや その」
「放課後 説明してもらおうかしら」
ひぃっ、とスバルはつぶやいたが、渋々、承諾した様子だった。
放課後
「ふーん、つまりこの学校の地下はWAXAの基地につながってて」
「そこにスバル君は毎日通って、また危ない目に会ってるってことですね」
「星河君、私達の目はごまかせたりしないわ よく知ってるでしょ」
「はい・・・;」
「そこへ私らを連れてきなさい」
WAXA基地・・・

「ハハハ!実はスバルって結構ドジなんだな! それでこの友達が来たのか! 最高!」
「人の不幸を喜ばないでください タスク先輩」
「星河君は、ドジったんじゃなくて自滅ったんですのよ」
「委員長って毒舌~ 個性的すぎるぞ、スバルの友達は」
「何やら騒がしいなー お!スバルだ」
「あーハジメまで こりゃ怒られる」
いきさつをすべてしゃべられ、(例によって3人により事細かに)すべてバレた。
「スバル お前ドジすぎだろ」
「アハハ!ハジメ先輩にも言われてますよ」
「(・・・ガックリ)」
「言葉も出ねぇってか、スバル」
「ゴン太、キザマロにまで・・・ あぁっ」



「では、これからはスバル君、それから私達もここに出入りしていいんですのよね」
「長官、どうします?」
「うーむ・・・」
「長官!?いつの間に・・・」
「ま、いいだろう あの子たちには暁がいたときに世話になったし、
 何より信頼できる」
「だとさ」
「イェー!!!」
「ありがとうございます 4人を代表して礼を言います」
「ご丁寧にどうも」
「じゃ、スバルは打ち合わせがあるから君たちはもう帰ってくれ
マル秘の打ち合わせがあるからな 国家機密レベルだ」
ハーイ、と3人は言って帰って行った。
「じゃ、タスク 俺は先に行ってっから」
「じゃな、ハジメ」
その後、タスクは周りを見回し、誰もいないことを確認してから、こう言った。
「スバル、委員長とは彼女<>彼氏の関係なの?」
「え、そういうわけでは・・・」
「じゃ、何なんだ えぇ?」
「うーん」
そう言いながら、スバルは顔を赤らめた。
「その顔は何だ? あ、やっぱ付き合ってんのか」
「違いますよっ」
「冗談は言わなくてもいいぞー」
うるっさいです、とスバルはつぶやいたあと、会議に参加した。
会議の話題は、別に大したことではなく、その日はすぐに家に帰った。
かくして、野外学習当日を迎えた。

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最終更新:2009年09月27日 19:01