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「先輩」
「何だ?スバル」
タスクは、ハジメと共にWAXAへ皆を送ろうとして歩いていた。
「何であんな強いのに、最初から戦ってくれなかったんですか?
僕は死ぬかと思いましたよ?」
「あー・・・それはさ、・・・雰囲気だよ」
「どういうことですか?僕を殺す気ですか?」
「まぁ そう怒るな」
「ていうかそもそも何で変身できるんですか」
「えーと説明するとだな・・・
オレはジョーカープログラム、ハジメはエースプログラムを持っていて・・・
うーんなんかこう・・・ん?わかんねーや」
「俺が説明するよ」
「ハジメ先輩」
「まず、俺達の血の10パーセントくらいは俺達の血じゃないんだ」
「な、何ですかそれ じゃあ残りの10パーセントは?」
「俺の場合はエースのプログラムを物質化して、
それを人工血液にとかしたものでできてるんだ
タスクはジョーカーのプログラムだけどな」
「へぇー」
「それによって、あのエースの姿になるのさ」
「何で白いんですか?」
「それはWAXA仕様だからさ やたら白い服とかじゃん 隊の人は それと同
じだ」
「あ、もう帰ってきたぞ、WAXAに」
ハジメの方を向いて、タスクは言った。
「そうだな もう今日は解散だ みんな、またな」
「あ、そうだスズカ メアド教えてくれない?」
「え・・・はい」
「サンキュー」
「タスク」
「何、ハジメ」
「あのあそこに立ってるのってコウキじゃない?」
「お・・・マジだ!コウキ!!おーい!」
コウキと呼ばれたその少年は、何やら長官に報告しているようだ。
そして、タスクとハジメがコウキに近づいていった。
「おい、コウキ」
ハジメは、コウキに話しかけた。
「お・・・久しぶりだな」
「今回の出張どうだった?」
「アメロッパに行ったんだろ」
「あー暑かったよ 蒸した場所で・・・おい、あそこにいるのって・・・」
「ああ、スズカとミソラな オレ スズカのメアドゲットしたんだ」
「・・・マジで?タスク、お前落とす気か?」
タスクは親指を立ててグッジョブ!のポーズをした。
「俺達2人ともサイン色紙もらったんだ」
ハジメは得意げにサイン色紙をとりだした。
「・・・いいなぁお前ら よっしボクもサインもらっちゃお」
「おーいスズカ― ミソラ―」
ハジメは珍しく人を呼ぶ、という動作をとった。今日は機嫌がいいようだ。
「何ですかー」
「ちょっとこっち来てくれ」
スズカ、ミソラは呼び出された。
「あれ、1人増えてますね タスクさん」
「メガネキャラだ・・・」
「自己紹介でーす ボクの名前は 剣 コウキ!
一応この2人より立場は上です WAXAで! よろしくね」
「・・・これだけですかタスクさん」
「いや、彼にもサインあげてくれ」
ハジメが言った。
「じゃ、書こっか、スズカ」
「うん」
サラサラサラ・・・
全く手慣れた手つきである。
「はい、どうぞ」
「できました」
「サンキュー やったぁ!ボク、ミソラの大ファンなんだ」
「ありがとうございます」
「ねぇ、メアド教えてよ、二人とも」
「あ、俺忘れてた」
「オレミソラのヤツ教えてもらってなかった」
「作業大変だね、ミソラ」
「うん」
色々会話も弾んだが、5分後・・・
「じゃあ今度こそ解散!!!またな」
ハジメが言うと、
「さよなら」
「タスクさん、また会いましょう」
と言って、2人は帰って行った。
「いやー暇だなー」
「どーするよ」
「ボクなんかお腹減った」
と、そこにハートレスが通りかかった。
「おい お前の花嫁だぞ」
「う、うるさいなぁ ほっといてくれ」
「え・・・ハジメとハートレスさんってデキてたの?ボク、知らないよ」
「あ、そうだ ハートレスさん!」
「何だ、とうとう告白か?まさか・・・プロポー・・・」
ハジメはタスクの頭にチョップを加えた。
「ぐはぁ」
「僕たちは今、歴史的瞬間を目撃しようと・・・」
「るっせ」
「ぐはぁ 僕の脳細胞をどうしてくれる」
「あの・・・フォルテって何なのか、わかりました?」
「ああ、ちゃんと調査したわ これが資料よ」
「あ、俺にも見してよ、ハジメ ・・・コウキは見ないのか?」
「ん?ああ、別にいいよ ボクは」
「なになに・・・
  • フォルテ・
かつてP・E・Tが存在していた時代(ウェーブスキャナーよりさらに前)、
<電脳世界の破壊神>と呼ばれており、何度も電脳世界を絶望的、かつ壊滅的
状態へと陥れたナビ(今で言うウィザード)。一生強さを求め続けたが、伝説の
蒼いナビとの
何度も起こった戦いでデリート・行方不明・・・か」
ハジメは読みあげた。タスクもそれを聞いていた。
一方・・・

RRRRR!!
コウキは、歩いてWAXA内の自分の部屋へと歩いて行った。
そして、スーツから着替え始めた。その時、電話が鳴った。
「うーん ハンター鳴ってるなあ もしもし」
「・・・私だ」
誰かが電話をかけてきた。部屋が薄暗く、モニターは確認できないほどだった。
「・・・こんばんは 出張から帰りました」
「どうだ、計画は?」
「順調です あと少しかと・・・」
「ほう・・・期待しているぞ」
「はっ・・・」
電話が切れた。
ツー ツー ツー・・・・・・
「そろそろフィナーレとしゃれこもうじゃないか、WAXA・・・いや、タスク、ハ
ジメ」

翌日・・・

「ふあぁ 起きちまった」
タスクは自らのベッドから起きた。
タスク、ハジメ、コウキは親がいなかったので、WAXAの個人ルームで生活していた。
「まだ6時?ああ・・・学校あるし・・・だるいなぁ ヒマだしハジメのトコに
行くかな」

-ハジメの部屋-
「何だ、こんな朝早くに」
「起きてんじゃねーか 入るぞ」
ガチャッ
「何の用だ」
「ヒマなんだ」
「・・・そんだけか」
「うん」
「じゃ、出てけ」
「何でそう冷たいんだ」
「出てけぇ」
「ちくしょう冷たいなぁ」
「・・・あ、そういえば結局<フォルテ>の資料スバルに見せてないや」
「呼ぶか」

10分後

「おはようございます こんな早くに何の用ですか」
「フォルテの資料を見せようと思ってな」
「ああ・・・調べたんですか」
「ハートレスさんがね 渡しておくよ」
タスクはスバルに資料を渡した。
「じゃ、帰りますんで」
「いやぁもうヒマなんだよ 帰んなよ」
「僕眠いんですよ」
「俺だってなぁ・・・」
その時だった。
ウー ウー ウー!!!
「緊急事態!緊急事態!WAXAノコンピュータニ不正アクセス確認!繰リ返シマス!」
「ちっ 何だよ 朝から タスクがうぜえと思ったらよ」
「うぜえって何だよぉ」
「早く行きません?オペレートルーム」
3人はオペレートルームに着いた。何やらモニターが勝手に作動している。
「何が起こってる?」
ハジメが言った。
「どうせモニターになんか映ってヘンなこと言うんだろ?」
タスクは緊張感が無い。
「この2人って面白いよね」
「ふあぁぁぁ そだな スバル」
「あ、ロック起きたんだ そういえばムゲンとツヴァイは起きてるんですか?」
「もち」
「ろんだぜ」
「ふーん・・・ てかモニター見ましょう」
3人がモニターを見ると、そこには意外な人物が映っていた。
「やぁ、諸君 俺の名はジェミニ・スパークB Δ」
「やぁ、諸君 僕の名はジェミニ・スパークW Δ」
モニターに映っていたのはジェミニΔだった。
「おい、ジェミニ!<アンドロメダのカギ>はどこへいった?」
スバルは思わず声を張り上げた。
「おい、落ち着けって ちゃんとここにあるって」
ジェミニBがそういった後、ジェミニWは<アンドロメダのカギ>をとりだした。
「これだろ、君が言ってるのは」
ジェミニWは懐からアンドロメダのカギをとりだした。
「返せ!ケフェウスのために!」
「やーだね さらにだ! 君達の中には裏切り者がいてな・・・
どうなるかな!? ククク・・・」
「何だと」
ハジメは驚いた。
「そして諸君・・・宣戦布告だ
今日の昼12時 コダマスタジアムに来い そこで会おう
来なければ・・・アンドロメダを起動する!」
「マジかよっ!!」
「ククク・・・! さぁ! 始めようじゃないか ゲームを!」
「ゲームだと・・・この町を・・・人を・・・命を・・・何だと思ってるん
だ!!!」
スバルは怒りに声を荒げた。
「ははは 君達はこれで行かざるを得ない
始めようか 21世紀最大の戦争ゲーム・・・『流星サーガ』を!!!!!」
「じゃあな コダマスタジアムで会おう」
ブツッ・・・ツー・・・ツー・・・ツー・・・
通信が途絶えた。画面は元通りになった。
「ふざけやがって・・・」
ハジメが言った。だが、一番キレていたのは・・・
「何が戦争だ」
「ん?どうしたスバル?」
「何がゲームだ 人を・・・ケフェウスを不安にさせて・・・何が面白いんだ!!
絶対に許さないぞ、ジェミニ・スパーク!!!!!」
スバルだった。
こうして、<流星サーガ>は幕を開けた・・・。

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最終更新:2009年09月27日 19:03