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「着いたな」

ウェーブホールを通り、3人はアース宇宙ステーションへと足を踏み入れた。

「ふーん ここを通ってきたらボスですよ みたいな道だな」

タスクが言った道は、

3人がいる現在の位置から真っすぐに前へと延びるウェーブロードだった。

「この奥に、コウキさんがいるんですね・・・!」

「ああ 多分な」

「ていうか絶対いるよね アイツのことだから」

「ま、ゴタクはこれくらいにするか」

「そうですね」

3人はウェーブロードを駆けていく。

そして、大きな広場のような場所までついた。

「何か宇宙ステーションとは思えない広さですね・・・」

「そうだな もうちょっと奥に決戦の場があるんだろう」

「行こうぜ!」

3人は奥へ奥へと進む。そして、扉のようなものが目の前に現れた。

「ここを開ければ 最終決戦って感じだな」

「そうですね」

「あけるぞ!」

ギイイイイ

音を立ててドアが開く。3人はドアをくぐり、とても広い場所へ出た。

「ここは・・・!」

思わずスバルは声を出した。

「どうした、スバル?」

「ここ・・・似てるんですよ・・・!」

「どこに?」

「あの・・・アンドロメダと戦った場所に いや・・・同じだ」

「まぁ、進んでけばわかると思うが」

3人は歩き出した。その時・・・!

「・・・!! へっ 黒幕のお出ましってかい」

タスクが言った後、3人は前方を見た。

「コウキ・・・先輩」

「目を覚まさせてやる」

奥の方で玉座に赤い影が見えたのだ。それはもちろん、ROCK Zことコウキだった。

3人は自然と全力で走り始めた。3人は玉座の目前で走るのをやめ、構えた。

「へぇ 時間通りに来たね」

コウキは玉座から立ち上がった。

「フフフ・・・見せてあげるよ 出でよ!アンドロメダ!!」

コウキが腕を上げた瞬間、玉座の向こうの絶壁から、アンドロメダが浮かんできた。

「グロォォォォン!」

「2対3か」

「こっちには偉大な先輩がいますし いいハンデですよ」

「ありがたいな 行くぞ! ラストバトル ライド・オン!!!」

タスクが叫んだ瞬間、全ては動き出した。

「ムゲン!」

「ツヴァイ!」

タスク、ハジメがそれぞれのウィザードの名を叫ぶ。

「流星サーバーだ!」

今度は二人とも同時に叫ぶ。

「Lvヲシテイシテクダサイ」

「Lv.11だ」

「オレも」

流星サーバーへのアクセスレベルが高ければ高いほど体への負担が大きくなる。

だが、人体の一つや二つ、地球の価値と比べれば言わずもがな答えは見えていた。

「アクセス・・・カンリョウ」

「コウキ!」

タスクはコウキを呼んだ。コウキはすかさず振り向いた。

「勝負だ!」

「いいだろう・・・!」

コウキはわずかに笑んだ後、タスクと距離を詰めた。

どうやら流れ的にはアンドロメダと戦うのは、ハジメ+スバルになりそうだ。

「コウキィィィィ!!」

「タスク・・・!」

二人は、拳をぶつけあった。閃光が弾けた後、二人は距離をとった。

「始めようか・・・!」

「行くぜ・・・!」

瞬間、タスクの両腕は巨大な斧へと変化した。

同時にコウキは片手にZセイバー、片手にXバスター、という武器の組み合わせで
構えた。

二人のにらみ合いが続く。先に動いたのは、コウキだった。

「Zセイバー!!」

タスクはコウキの剣を右手の斧で受けると、次は左手の斧で攻撃をしかけた。

「でやあっ」

コウキは瞬時にXバスターをホルスターに戻し、もう一本のZセイバーを抜いた。

二人の両腕の刃が乱舞する。

二人はほんのかすり傷もなく、ひたすらに武器をぶつけあっている。火花が飛び
散る。

「やるじゃん」

「お前もな でも 勝つのはオレだ! 出でよ! グレイブ!」

タスクはハジメと戦った時と同じようにしてグレイブを召喚した。

「グレイブメテオレーザー!!」

グレイブの両手から赤いレーザーがほとばしる。

バチチチチチチチチチ

「甘いよ! Σ シールド!」

コウキはΣの文字が刻まれた丸い盾を出現させた。

何と盾は、グレイブメテオレーザーをはね返した。

グレイブメテオレーザーが召喚されたグレイブにあたり、グレイブ本体はデリー
トされた。

煙が上がる。

「やったか!?」

思わずコウキは歓喜した。だが。

「コウキ!」

「どうした、Z?」

「後ろです!」

「何・・・!」

コウキが後ろを振り向いたが、もう遅かった。

「よお レッドガイア・・・・・・」

タスクはすでに零距離で構えていた。

「イレイザー!」

「マズい 直撃は避けねばなりませんよ コウキ」

そうは言ったものの、もう遅かった。

タスクの腕から1本目のレーザー。

そしてタスクの背後に浮かぶ両ジェネレーターからの2,3本目のレーザー。

「うわぁーーー」

全てがコウキにヒットした。コウキは電波体としては万事休すべき事態だった。

装甲の一部がはがれかけており、すでにはがれているものも存在した。

「終わりだ コウキ できれば俺はとどめを刺したくない もう一度だけ聞くぞ

WAXAに戻る気はあるのか?」

「ないね X を取り戻すまでボクは負けられない ・・・もう、後戻りできない
んだ!!」

「バカ野郎・・・!」

「こいつがアンドロメダ・・・FM星の最終兵器、か」

「そうですね」

「グロォォォォン!」

「最初から全開だ」

「了解です!!」

「バルカンシードX!」

大量の種がアンドロメダにヒットする。

ガガガガガガッ

「グロォォォ」

「聞いてるぜ、ハジメ!」

「そうか もいっちょ!」

ハジメは種を発射し続ける。

「すげぇ・・・これがLv.11の力か・・・!」

ウォーロックまでが感嘆している。

「よし じゃあボクも! エドギリブレード!!」

スバルは両腕を刀にアンドロメダに斬りかかった。

ズバズバズバァ

「グロォォォォン」

「行けるぞ、スバル!」

「ええ ・・・! 先輩、危ない!!」

アンドロメダが大きく口を開け、ハジメの後ろに浮かんでいた。

「ビッグバンイーター!!!」

アンドロメダの牙がハジメに襲いかかった。

「マズい・・・! よけられないのか ツヴァイ」

「ああ、この距離でかわすのは不可能だ」

「(どうする・・・アレをまともに食らっちゃヤバい ・・・ッ もう来てやが
る)」

バガァン

アンドロメダの牙がハジメにまともに当たった。

何やら煙幕が立ち込めている。

「先輩!!」

スバルはハジメのそばへ駆け寄った。

「ハジメさん!ハジメさん!」

「・・・」

返事がない。

「返事してくださいよ!ねぇ!先輩!!」

依然として返事がない。

「アンドロメダ・・・!! くっそおおおおおおおお!」

スバルは素手でアンドロメダへ攻撃しようとしていた。しかし。

「星河スバル!やめるんだ!!」

聞き覚えのある声だった。

スバルは思わず立ち止まり、声がした後ろへ振り返った。立っていたのは・・・

「AM三賢者!!」

「星河スバルよ 尊敬する師がいなくても戦いぬくのだ それがお前の宿命
だ・・・!」

ペガサスは厳かに言った。

「でも・・・無理ですよ! ボク一人じゃ!」

「だが、それでも見守ってくれている人たちへの

思いを力に変え、その無理を破って来たではないか」

レオは肝心なことを思い出させようとして言った。

「そうか そうだったの・・・」

「グロォォォン ギガミサイル!」

3発のミサイルが飛んできた。

「ヒャッカリョウラン!」

ドラゴンはそれを桜の花びらで撃ち落とし、こう言った。

「お前は一人だったか?そうじゃなかっただろう

今こそ、大切な物のために戦うべき時だ」

しばしの沈黙が流れた。

「そうですね 忘れてましたよ・・・」

「グロォォォォン!!」

アンドロメダが突進をスバル目がけてしかけてきた。スバルは不意に振り向いた。

「ボクが守るべきもののことを!!」

振り向きざまにアンドロメダに拳をぶつけた。

バキィン

鈍い音がし、アンドロメダの牙にひびが入った。

「グオオオオオ」

「ちっ アンドロメダがやられそうだ」

「フン お前の野望も失敗に終わるさ」

「そうはさせん!」

コウキはアンドロメダのところへ周波数を変えてワープした。

タスクもそれを追いかける。場所的にスバルと合流した。

「スバル! やってるな~ ・・・!! ハジメ」

「ボクの力不足で・・・」

「いや そんなことないさ まじめにやってダメだったら、しょうがない」

「そんなこと言って、本当は心の中じゃ反対のこと考えてるんでしょ」

「よくわかったな その通りさ コイツとは長いんだ」

「いつまでしゃべっている!! まだ終わっていないぞ!」

コウキが叫んだ。

「ヘッ 何が終わってない だよ 

テメーもマズい状態、アンドロメダまで瀕死となればもう終わったも同然だろう
が!」

「これを見てもまだそんなことが言えるかな?」

コウキは何を考えているのか、アンドロメダに手を触れた。

「何する気ですか」

「こうする気さ!!」

コウキの掌が光り、その光がコウキとアンドロメダを包んだ。

次にスバルの目に映った光景は、恐るべきものだった。

「合体だって・・・!?」

そう、アンドロメダとコウキが合体していた。

アンドロメダの角のようなものが生えている根元に、ゼロの上半身が出ていたの
である。

「フフフ・・・ この姿こそ、地球を滅するにふさわしい姿! <アンドロメダ
0>だ!!」

「こんなことってあるのか?」

「ないと思いますよ」

スバルはそう言った後、前方を一瞥し、後ろを向いた。

「三賢者!」

「何だ、星河スバルよ」

「力を貸してください!」

「よかろう!」

スバルは再び前を向き、身構えた。

「流星サーガ」は、クライマックスを迎える・・・!!

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最終更新:2009年09月27日 19:08