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「よかろう!」

ペガサスが叫んだ。状況は5(6)対1、

ハジメは戦闘不能だがスバル達の圧倒的優勢に変わりはない・・・ように思えた。

「こうもなると四の五の言ってられないぜ 流星サーバー Lv.MAX!!」

タスクはハジメの分まで戦う、と決意したのか、

体への負担が最も大きいLv.MAXへアクセスした。

「・・・行くぞっ!!」

レオが叫んだ瞬間、怒涛の攻撃が始まった。

「ペガサスフリーズ!」

「レオブレイザー!」

「ドラゴンサイクロン!」

「レッドガイアイレイザー!」

「スターフォース レオ! アトミックブレイザー!!」

恐ろしく豪華な攻撃が続く。

アンドロメダ0は、攻撃をまともに食らった。だが。

「効かないなぁ! こっちの番だ Xバースト!!!」

アンドロメダは一旦後ろへ下がり、口を開いた。

次の瞬間、強大なエネルギーの塊が発射された。

ビームの対象は・・・

「まずはAM三賢者からだよ!!」

AM賢者に危機が迫る。

「どうする?アレを喰らったら死んでしまう」

ドラゴンが言った。

「私が行く 命を賭けて止めて見せる」

ペガサスが無茶なことを言い出した。

「バカな そんなことをしたらお前は死ぬ」

「何を言っている じゃあ止めるなというのか そんなことをしたら

私達はおろかこのステーションまで破壊されてしまう このステーションの破
壊により

スバルとその師達が死ぬ ヤツはさっきの怒涛の攻撃を喰らっても傷一つなかった

もしこの攻撃を通せば 善が死に!悪が残る!そんなことはおかしい!!

私は少なくとも私の信念を貫いてやる!!!」

「ペガサス・・・」

「スバルよ」

「ペガサス!」

「今の会話、聞いていたな」

「・・・うん」

「それなら話は早い もう口にせずともわかるだろう」

「・・・グスッ ペガサスの死 ・・・無駄にはしない!!」

「ふん 死ぬなどと決めつけるな まぁ 決まっているようなものだが」

「ペガサス・・・ 僕にいろんなことを教えてくれてありがとうございました」

「そう言ってくれるのは嬉しいな スバル そうだ 最後に」

「最後に?」

「どうしても勝ち目がない時は、・・・を・・・するんだ そうすればお前は必
ず勝てる」

そう言い残し、ペガサスはエネルギーの塊に突っ込んでいった。

青白い光の軌跡を見て、言った。

「・・・最後まで 教えてもらいっぱなしだったな グスッ」

青白い影とエネルギーが衝突した。大爆発が起こる。Xバーストは阻止された。

「ちっ だが三賢者の一人が倒れたことに変わりはない これを撃ちまくるだけ
だな」

「そうやすやすと撃たれてたまるか」

「そうです もう 誰も失いたくない!!!」

タスクはLv.MAXの力を生かして強引な攻めを始めた。

バトルカードをダウンロードし、片っ端から使いまくっている。

「おおおおおおおおお!!!」

スバルは・・・

「(今はまだ、勝ち目がある アレを使う必要はない)フレイムバーナー!!」

2人の怒涛の攻撃、そして残り2人の賢者の的確な指示により、

アンドロメダはそうやすやすとXバーストを使えなくなっていた。

だが、傷は一つも付いていない。

「くっそ 何で傷がつかない?」

「何ででしょうね」

「無駄だ この <ユニバースの障壁> がある限りボクは無傷だ!」

「ユニバースの障壁・・・?」

「この障壁はともかく強力でね 壊すには 

そこの残りの賢者に自爆してもらう、ぐらいの勢いが必要さ

そんな事できたら壊れると思うけど 自己中心的な君達にそんな勇気・・・

いや 蛮勇 など無いだろうね!!」

「ちっ なめくさりやがって 賢者さん そんな事しなくてもいいぜ」

「いや たかが電波体2人の命と地球存亡なら知れている」

ドラゴンは何やらもう覚悟はできた、といった口調だ。

「まさか・・・僕はもう何も失いたくない! そんなことしなくても方法が・・・」

「甘ったれたことを言うな」

レオがスバルをただした。

「・・・」

タスクは攻撃のために手を休めていなかったが、ひそかにブルーになっていた。

レオ、ドラゴンは構えた。

「スバルよ・・・」

「地球の命運、託したぞ・・・!」

2人はアンドロメダへ突進し、エネルギーをフルに、ぶつかった。

次の瞬間、すさまじい爆風と閃光で目の前の景色が染まった。

どこかで、なにかが「パリィン」と割れる音がした。

「くそっ 障壁が・・・!」

「行くぞスバル! あの人たちの思い、無駄にはできない!!」

「はいっ!!!」

二人は勢いをつけて、アンドロメダ0へ突っ込んだ。

その時、二人の間に何かが割って入って来た。

「よう、ちょっと居眠りしてた」

「ハジメ・・・?」

「ハジメさんっ!!」

ハジメが、復活した。これで、希望が見えてきた。しかし、希望は絶望で塗りつ
ぶされた。

「ククク 君達がしゃべっている間にエネルギーがたまったよ Xバースト!!!」

再び、あのエネルギーの塊が3人を襲う。

「ハジメ 流星サーバーLv.MAXにして復活してんだろうな」

「もちろんだ あのエネルギーの塊を止めるんだな」

「くっく わかってんじゃねぇか

まず、オレがレッドガイアを撃つ そしてエネルギーに穴をあける

そこをお前がブラックエンドのあの剣で突破しろ」

「わかった ていうかお前オレに指図するんじゃねえ」

「うっせ ・・・来たぞ」

「ああ 頼むぜ」

「レッドガイア・・・」

タスクは大きく振りかぶった。

「イレイザー!!」

タスクの腕から放たれた光線は、見事にXバーストの中心を射抜いた。

「行け!! ハジメ!!」

「おう ブラックエンドブレード!!」

ズバァッ!

「突破した!! このまま行くぜ!!」

ハジメのブラックエンドブレードはアンドロメダ0にヒットした。

「ぬぐおおおおお」

相当効いている様子だ。のけぞっている。だが、アンドロメダ0は体制を立て直
した。

「終わらんぞおおおお」

アンドロメダ0のコウキの手が伸び、

ハジメの首、同じくタスクの首をその両腕に捕らえた。

「先輩ッ」

スバルは駆けだし、二人に近づこうとした。

「とまれ!」

コウキが叫んだ。

「!?」

「そこでとまれよ でなければ 二人の首を絞めてやる!!」

「なんて卑怯な・・・!」

「何とでも言うがいい ボクはもう振り返れない!」

「スバル!!!」

今度はハジメが叫んだ。

「いい! オレ達にかまうな!」

「そうだスバル! 三賢者が命を落としてまで得たチャンスを無駄にするな!」

「でも・・・!」

「いいからオレ達にかまうなっ!!」

「・・・わかりました」

「そうだスバル! それでいいんだ!」

「(ペガサスが教えてくれたアレでどうにかならないのかな?)」

スバルはまた考えていた。だが、ついに行動することを決めた。

「(そうだよ そもそもアレは最強の力だ このままただ倒して

2人を救えないよかましだよね)よし ロック アレをやるよ」

「・・・!マジでか」

「うん このままじゃ状況を打開できない! これしか手はない!」

「よし、行くぜスバル!」

「おう、ロック!」

スバルは何を血迷ったか、スターフォースのカード三枚を一気に手に取った。

そしてそれを・・・

「バトルカードプレデーション! フォース・オブ・ペガサス!」

最初は蒼いカードを。

「レオ!」

二番目に紅いカードを。

「ドラゴン!」

三番目に緑色のカードを、順番にプレデーションした。

「トライスターフォース! フューチャーオーディン!!!」

スバルはそう叫んだ瞬間、スバルは黄金色の光に包まれていった。

「アイツ 何する気だ?」

「少なくとも俺には分からんぜ」

スバルがまばゆい光から戻って来た。

その姿はまるで、覇気、黄金の鎧を全身に

まとった太古の神話の軍神、オーディンのような神々しき姿だった。

「なんか金色だな」

「まぶしっ」

「行くぞ、アンドロメダ0!」

スバルがそう言うと、たちまちスバルの両手は剣へと変わった。

スバルは、アンドロメダ0に全身全霊を賭けて突っ込んでいった。

何やら後ろの方でまばゆい光が炸裂している。

「グロォォォォン!!」

アンドロメダ本体がのけぞった。

「くっ 何をしている アンドロメダ! ま・・・まぶしい!!

これはボクが忌み嫌う希望の光だ うう・・・頭が割れる!!」

アンドロメダ0の動きが止まった。

「フューチャースラッシュ!!!」

スバルはそう叫び、剣となった両腕をクロスし、斬り裂いた。

アンドロメダは、その光で砂になっていった。

コウキは、まだ生き残っていた。

「なぜ、とどめを刺さない?」

コウキはスバルに問いかけた。

「それは、コウキさんが僕の先輩だからです」

「甘いな いずれ後悔するよ 君は」

コウキはそう言った後、ありったけの力を振り絞り、

時空の裂け目を開き、中へ消えていった。

「・・・先輩!」

スバルは、ハジメとコウキの方へ駆け寄った。

「歩けますか?」

ハジメは立ち上がった。

「大丈夫」

タスクもほぼ同時に立ちあがった。

「大丈夫だぜ」

「じゃあ、ウェーブホールに行きますか!」

「そうだな」

「そうしようぜ あー早く帰りてえ」

3人は行きの時よりも速く走り、ウェーブホールへたどりついた。

「帰れるな・・・」

「そうですね」

「オレ、今までこんなことはすごくあたりまえだと思ってた でも・・・違うん
だな」

「そうなんだな」

「そうですね・・・」

3人は、ウェーブホールに足を踏み入れた。

WAXA

「もう、あれから5時間・・・スバル君達は無事なのだろうか・・・」

長官が思わずつぶやいた。

「大丈夫です、長官 ハジメ君達はきっと戻ってきます・・・」

そう言って10秒ほど後・・・

ヴンッ

ウェーブホールに3つの人影が現れた。

最初、沈黙が流れた。その後、大歓声がWAXAを包んだ。

「!!! みんな・・・! グスッ」

ハートレスは思わず、涙を流してハジメに抱きついた。

「わっ!!」

ハジメは衝撃で心臓が止まるかと思った、と顔に出ていた。

タスクとスバルはニヤニヤしながら、だんだん二人と遠ざかった。

特にタスクは、「行きの仕返しだぜ!!」といわんばかりだった。

ハジメは「見捨てるな! ちょ・・・お前ら・・・!」と言っていたのが聞こえた。

他の皆も空気を呼んだのか、タスク、スバルと共に別室へ移っていった。

WAXA メインルーム

「星河く― ん!!!」

そう叫んで、委員長はスバルに抱きついた。

「わっ 委員長!」

「スバルく― ん!!!」

今度はミソラが大声で抱きついた。

重さに耐えきれず、スバルはその場に倒れこんだ。

その上に今度はキザマロが飛びかかった。

「わっ キザマロまで やめてよー ・・・! ゴン太?ゴン太はまずいって!
おい!」

ドガ―ン!!

もちろん読者は想像できると思う。

「うわー最後までやってんな― あいつら」

「ミソラ達らしくていいんじゃないですか?」

「ま、それもそうだな ・・・っと!」

タスクは倒れかけて、思わずスズカの方へ倒れこんだ。

「わっっ!! タスクさん!? タスクさん!?」

スズカは興奮で鼻血が出そうだった。

「スー・・・スー・・・スー・・・」

「眠っちゃったのか・・・ 部屋まで送ろう」

スズカはWAXA隊員にタスクの部屋の場所を聞き、タスクの部屋に来た。

ガチャッ

「へー ここがタスクさんの部屋・・・ タスクさんのにおいがする・・・」

スズカはその場にポーッと突っ立っていたが、当初の目的を思い出した。

「ベッドに寝かせてっと・・・」

スズカは、タスクをベッドに乗せた。

しばらく部屋を見回していると・・・

「? 何だろこれ」

倒れた写真たてだった。中の写真は、タスクとコウキとハジメとシドウとが

肩を組んでいる写真だった。

「そう言えばコウキさんは帰ってこなかったな・・・ ダメだったのかな」

そう呟いた後、スズカは振り返った。タスクの唇ががら空きだった。

「っと・・・どうしよ・・・誰も見てないならいいよね?」

スズカは胸の鼓動が高鳴るのを感じた。

「んっ・・・」

スズカは、寝ているタスクにやさしくキスした。

「ふわぁ~ よく考えたら作戦開始が0時で・・・いま明け方の5時か 眠いわ
けだ」

スズカは、突然の睡魔に襲われた。

「うーん タスクさんの隣で寝よう・・・」

タスクの横にスズカが寝転がった。タスクの体温、心臓の音を感じる。

「・・・逆に眠れないかも:」

そうは言ったものの、その後10分ほどでスズカは眠りに着いた。

こうして、第1次流星サーガは幕を閉じた・・・。

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最終更新:2009年09月27日 19:09