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「諸君 緊急事 態だ」

長官がみんなの 前に立って言った。

「至急 隊員達 を全員招集してくれ タスク君 ハジメ君 頼んだぞ」

「了解ッス」



5分後・・・



「よし、全員そ ろったようだな」

長官が招集され た隊員たちを見渡した。

「で、重大発 表って何ですか」

ハジメは皆の意 見を代弁して言った。

「うむ それで は本題に入ろう 諸君 緊急事態だ 今、マサキ君から連絡が入った」

「ゴ クっ・・・」



「学校上空に、ムー大陸が浮かん でいるらしい」



「・・・!!  ホントですか 長官!」

タスクは色々な 感情をあらわにした。

それに連なって 隊員達もざわつき始めた。

ザワザワ・・・

「いや 違うか もしれない」

WAXAのドア を開け、その空気を変化させつつマサキが帰って来た。

「? どういう ことだ、マサキ」

ハジメが言っ た。

「それがな そ れはお前達も見ていたであろうコンドルΔからの情報だからだ」

「ってことは、 直接見たわけじゃないってこと?」

ユウスケも何や ら鋭い指摘だ。

「ああ しかも 俺らを襲う、ということを目的にした敵だったからな

 上空に調査さ せに行かせといての罠、なんてこともありうる」

マサキは答え た。

「とりあえず、 今現在もっとも強い

ハジメ君とタスク君に行ってもらうのが得策だと考えます、長官」

マサキは長官に 意見した。

「うむ・・・そ れがいいと私も思う と、言う訳でだ 2人とも、頼んだぞ」

「了解ッス」

「じゃ、行くか タスク」

「おう」



~グラウンド~



「ハジメ」

「何だ」

「この上にムー が浮かんでたらどうなるんだろうな」

「そうだ な・・・操ってる奴にもよるが、何かしらが起こるだろう」

「でしょーね」

「いつまでもぐ ずぐずできない 行くぞ!」

「了解!!」

二人は電波変換 し、上空へと舞いあがった。どこまでもあがっていく。

高度がどんどん 上がっていく。

『聞こえるか、 二人とも?』

「長官」

「ええ、聞こえ てます」

『いま、そっち の様子を一応モニターしたい』

「はい」

『ハジメ君のバ イザーでムーを見つけたら写してほしい』

「はい わかり ました」

『とりあえず今 は上へと上昇してくれ』

「はい」

『いったん モ ニターに移す作業があるから通信を切るぞ』

「了解 ではま た」

『うむ』

「ハジメ とり あえず今からバイザーの機能入れておいた方がいいぞ」

「そうだな バ イザー オン!」

ヴイーン

ハジメのみに聞 こえる起動音がした。

「これでよ し・・・と」

「ハジメ もう そろそろ雲を抜けるぞ」

「? もうそん なに上がって来たのか」

「こりゃあムー ないかもよ」

「いや、一応雲 の上まで上がってみよう」

「そだな」

2人はそうこう しているうちにとうとう雲を突き抜けた。

そして。

「何かこんなと こまで上がってきちまったな」

「宇宙見えてる しな・・・」

2人は今や宇宙 に近い・・・いわゆる大気圏という奴の近くまで来ていた。

2人は上昇する ために上しか向いていなかったが、

本当にムーがあ るかどうか確かめるために視界を前に移した。その時。

「おい!ハジ メ!!」

「ああ・・・ま さか本当にあったとはな・・・!」



彼らの目と鼻の 先に、ムー大陸があった。



「これがムー大 陸か・・・」

「? でも、待 てよ・・・?」

「どしたの、ハ ジメ」

「いや・・・ス バルの話じゃさ、ムーはもう海底に沈んだだろ」

「! じゃ あ・・・これは何だ?」

「ンフフ・・・  正真正銘、ムー大陸だ」

「誰だっ!!」

ハジメ達は後ろ を振り返った。

そこにいたの は、黒いマントをまとった電波体だった。

「私はファント ム・ブラックΔ 貴様ら 見つけてしまったようだな」

「・・・へっ  おかげさまでね」

「コンドルΔが 漏らしたか・・・ まあいい 私のシナリオに狂いはない」

「ほう ホント にシナリオとかいうんだな」

「これからが ショーの始まりだ いずれまた会おう」

「待て! 聞き たいことがある」

タスクは声を 放った。

「何だ?」

「スバルがアン ドロメダと決戦したときのあの場所、本人はほぼ同じ場所だと言った・・・。

 あの場所と言 い、壊れたはずのムー大陸と言い・・・どういうことなんだ!?」

「そうか・・・ そういう疑問もあったよな」

「ンフフ 少な くとも私は知らんよ・・・ 

ただZの所属す る組織・・・<カオスウェーブ>には何かあるようだがな・・・」

「カオスウェー ブ・・・ へぇー」

「さ、それがす べてだろう 私はもう消えるよ 用事があるのでね」

シュンッ!

ファントムΔは 姿を消した。

「こりゃあ大変 だな」

RRRRRRR!

「通信だ もし もし」

『本当にあった とはな 発見ごくろう』

「ええ 戦いは 避けられないようです」

『そうか・・・ 一部始終はみていたが・・・』

「今からそちら に戻ります」

『うむ わかっ た 詳しい報告を頼む』

「ええ もちろ んです」

「行くぞ、ハジ メ」

「おう」



WAXA



「と、言う訳で す Zは<カオスウェーブ>とかいう組織に属しているようです」

「ふむ・・・」

「しかもまだΔ シリーズの勢いはおさまってません」

「まずい な・・・ 早急に次の手を打たねば・・・!」



「なぁ スバ ル」

「何ですか、タ スク先輩」

「メテオGが消えてないのは覚えてるか?」

「!! 忘れて た・・・」

「これはあくま で俺の考えだが、

メテオGは何者 かによって地球に落とされようとしているかもしれない」

「何でです か?」

「まず、コウキ が俺達を裏切った時期、そしてアンドロメダのカギが奪われた時期、

 Δシリーズが 出現した時期・・・ 全てが、メテオGの復活時期と重なる」

「・・・」

「そしてそれら は 剣コウキ という1本の糸で裏でつながっていた・・・」

「・・・」

「つまり、カオ スウェーブもしくはコウキの

私的な野望でメ テオGは復活したんじゃないか、と俺は考えてる あくまで仮説だけど」

「なるほ ど・・・」

「今回はZがムーの軍勢を率いている可能性が高い」

「!」

「もう一度、俺 らと戦ってくれ お前の力が必要なんだ」

「そんなこと、 言われなくてもやるつもりですよ」

「・・・! あ りがとう」

その時だった。



ウ― ウ― ウ ―!!



「警報!? ハ ジメ まさか」

「ああ 敵さん のお出ましだ」



ナニモノカガWAXAニシンニュウ! キンキュウジタイ! クリカエス・・・



「うわっちゃあ  早いって」

「予告の一つも 欲しいものだな」

「そうも言って られませんよ!」

「ああ! 電波 変換だ!」

キィン!!

「始めよう か!」

「ああ!」

「絶対負けませ んよ!」

3人はWAXAのドアに向かって構えた。

「ハジメ」

「何だ」

「敵は何人ぐら いだと思う?」

「・・・そうだ な 目的が分からない以上 何人くるのかは予測できない」

「マジかよ」

ガタン!!

ドアの向こうで 音が鳴った。

「来ます よ!!」

ウィーン

自動ドアが開 く。

「!! コイツ は驚くよ・・・!」

「まさか1人で 来るとはな・・・!」

「ファントム・ ブラック・・・いや、ファントム・ブラックΔ・・・!!」

「ンフフ・・・  星河スバル 私は君に用がある」

「なっ・・・」

「何が目的だ」

「・・・<オー パーツ>だ」

「!!!」

スバルは顔色を 変えた。

未だ、ウォー ロックの中にはオーパーツ<ベルセルク>があり、

幾多の争いを引 き起こす原因となっていた。

「もう オー パーツの目星は付いている そのうち2つ、<シノビ><ダイナソー>

はもう我々が手に入れた 残るは<ベルセルク>

つまり、ロックマン!貴様から奪ってやる・・・!!」

「そん な・・・!」

「オーパーツを 必要とする理由は君たちも薄々感づいているのではないか?」

「ムー大陸、 か」

「! そこの背 が高い少年!正解だよ ンフフ」

「ハジメ、阻止 するぜ」

「あたりまえ だ!」

2人は突っ込ん だ。

「エースイ リュージョン!!」

「ジョーカー デモリッション!!」

「ンフフ なか なか2人とも強いようだが・・・

甘いな イービルクロウ! ステッキソード!!」

胸から伸ばした 爪でムゲンジョーカーを、

ステッキの剣で ツヴァイエースをその場に倒した。

「ガハッ」

「クッ」

2人とも地面に 伸びてしまった。

「さ、ロックマ ン・・・ あとは貴様だけだ!」

『スバル!  オーパーツをとられるわけにはいかないぜ!』

ロックは随分と 簡単に言ってくれている。

「わかって る!」

ファントムΔと ロックマンの距離が詰まる。

「星河君!」

「スバル!」

「スバル君!」

ゴン太、委員 長、キザマロが声を上げる。

「ロック! ト ライスターフォースだ!」

『・・・いや  無理だ、スバル』

「何でだ・・・  そうか ここで使ったら皆が危ない」

「ンフフフ  ロックマンお前はこれで全力で戦う訳にはいかない」

『汚ぇ手だな  スバル! どうする!?』

「どうするもこ うするも・・・やるしかない!」

「ンフフ ロッ クマン その必要はない・・・ やれ!エランド!」

突如、ロックマ ン付近に何体ものエランドが現れた。

「ただのエラン ドではないぞ エランドΔだ!」

「周波数を変え ながら戦うしか・・・」

ロックマンがそ う言って周波数を変えようとしたとき、

エランドが突っ 込んできた。

「く そっ・・・!」

周波数を変える まであと少し、というところでスバルはエランドにつかまった。

「放せっ! 放 せっ!!」

「エランド、 ロックマンを羽交い絞めにしろ」

「ピピッ(了 解)」

エランドは、命 令通りロックマンを羽交い絞めにした。

「すごい力 だ・・・!」

「ンフフ だか ら言っただろう、ただのエランドではない、と」

そう言いながら ファントムΔがロックマンに近づいていく。

ファントムΔ は、ロックマンの胸の中に手を突っ込んだ。

「があああああああ!!」

「くっく・・・ あったぞ! オーパーツ<ベルセルク>!!」

ファントムΔは ロックマンから手を戻した。

その手には、石 のようなものでできた剣が握られている。

「はぁ・・・ はぁ・・・返せ!!」

「返すわけには いかない エランド ロックマンをやれ」

「ピピッ(仰せ のままに)」

エランド達は ロックマンに着実に傷を負わせていく。

「クッ・・・!」

「ンフフ さら ばだ」

シュン!

ファントムΔは どこかへ消えた。

『ちっ 結局最 後は大勢で、か・・・グゥ』

「く そ・・・・! ガクッ」

ロックマンはそ の場に倒れた。

ロックもスバル も意識がない。

ほぼ同時に、エ ランドも消えていった。

「星河君!」

委員長はそばに 駆け寄った。

「返事して よ!」

「・・・」

電波変換はすで に解けており、スバルはその場に仰向けのままで意識がない。

委員長は何度も スバルの名を呼ぶが、無駄だった。



「星河君 ――――――――――!」



20ZZ年×月 オーパーツを奪取される。

メテオGの衝突まで残り・・・7ヶ月。

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最終更新:2009年09月27日 19:18