嫌な感触だ。
そうだ、この感触。
忘れられない。
忘れたい。
「シオン、今すぐに大臣の候補を。」
「承知いたしました。」
あとは夢の中であったことをもう一度行うだけ。
それだけなのに。
「こちらがリン様、ケイト様です。」
「…え?」
そう、この感覚。
何度目だろう。
「シオン、あと一人はどこです?」
「…大臣候補は二人ですが?」
違う、そうじゃない。
ユメビトの在るべき意味は、二度と失敗を起こさない為。
なのに何故、こうなるんだ。
「アンジェという少年は?確かに居るはずです。」
「ルカ様、一体どうなさいました?」
「…いや、何もありません。この計画書を読んで下さい。」
言えない、夢と現実が変化したなんて。
この座を譲るわけにはいかない。
ユメビトをもう生まないために。
私は、やり遂げなければいけないんだ。
もう、これ以上悲しみは連鎖させてはいけない。
―「そうですか…。」
結果は変わらなかった。
夢の中ではアンジェという少年は、
これといった仕事を担っていなかったからだ。
ただ引っかかる。
どうして、夢と現実世界の結果が違ったのだろう。
彼は一体誰なんだ―。
急上昇Wikiランキング
急上昇中のWikiランキングです。今注目を集めている話題をチェックしてみよう!
最近作成されたWikiのアクセスランキングです。見るだけでなく加筆してみよう!
atwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!
最近アクセスの多かったページランキングです。話題のページを見に行こう!