前作のColorから続きます
おじいさんはね
独裁国家にも色を売りにいったんだよ
独裁国家にも色を売りにいったんだよ
その国は
黒いろに染まっていた
国の人々も
黒いろに染まっていた
黒いろに染まっていた
国の人々も
黒いろに染まっていた
まず初めに
家族で畑仕事をしている人に
黄緑を売った
家族で畑仕事をしている人に
黄緑を売った
次に
食べるものがない子に
オレンジ色を上げた
食べるものがない子に
オレンジ色を上げた
それからたくさんの人に色を売ったおじいさんは
最期に王様に
灰色と白を送った
最期に王様に
灰色と白を送った
その意味を理解した王は
泣き崩れ 国民に謝って
よりよい国になった
泣き崩れ 国民に謝って
よりよい国になった
王も国に支配されてた
という事だ
という事だ