※本手順は、プリザーブド専門店 シンシアリー にて取り扱っている手作りキットの作成手順です。
詳しくはこちらをご覧ください。
また、ギフト用に作成なさる場合のためにギフトラッピング例を掲載しております。こちらを参照ください。


1.材料
■キット内容
    □プリザーブドフラワー
        バラ大(ジュリアオレンジ)4輪、バラ中(フルーティオレンジ)2輪、カーネーション(黄色)2輪、カーネーション(黄緑)1輪、アジサイ(白、クリアグリーン、緑)、アスパラ、アイビーの葉
    □アーティフィシャル
        パステルアキレア(白)、青りんご(中)、マスカット、野いちご(オレンジ)、アンディベリーピック(メーカー販売中止のため、スプリンゲリーに変更しております)、ミニフェザーリーフスプレ
    □花器(フォームはセット済みです)
    □その他
        ワイヤー(#24,26)
                                                                                                                     
■ご自身で準備いただくもの
    はさみ、ペンチ、ピンセット、ボンド(花材を固定する場合)


2.手順
1.まず始めに、花器にモスをセッティングします。
モスをカゴとフォームの隙間に敷き詰めます。モスはピンセットなどを使ってギュッと押し込みながら入れると上手く入ります。
ワイヤー(#26)をこのようにU字に折り曲げたものをいくつか作り、モスが浮いてしまっているところに挿してフォームとモスを固定します。

2.次にバラをワイヤリングして配置します。
バラはすべてクロスメソッドでワイヤリングします。このようなつぼみ状のものを作っても。外側の花びらから順番に、一枚ずつ外していけばつぼみの完成です。ガクは取り外さなくてもOKです。
他のものは通常通り、開花させた状態のバラを使用します。
バラを挿す前に、一番綺麗に見える向きを探します。クルクル回しながら、花びらの形や巻きが綺麗な向きを探してください。
この向きに決定です。バラは一輪一輪表情が違いますので、よ~く見てみてくださいね!
向きが決まったら、フォームに挿していきます。ワイヤー部分を持ち、フォームの中心に向かってやや斜めに挿します。アレンジを置く場所を想像しながら、目線の位置から美しく見えるように挿すとパッと目を引く仕上がりになります。
バラをすべて挿し終えた状態です。
正面や横、後ろから見て、円を描くような形になるよう、高さを調節するとアレンジ全体がきれいな形に見えます。
正面から見るとこのようになっています。

3.カーネーションも同様に配置して下さい。
カーネーションは2つに分けてフェザーリングします。黄色のカーネーションは1輪はフェザーリング、もう一輪はそのまま使用します。
そのまま使用する場合は、バラと同様、クロスメソッドでワイヤリングしてください。
ワイヤリングをしたら、バラの隣に挿していきます。
色のバランスを見ながら、全て挿します。カーネーションはバラより少しだけ低めに挿すと立体感が出ます。

4.次はアジサイです。
アジサイは小分けにし、ツイスティングメソッドでワイヤリングします。
濃いグリーンは下のほうに挿すと重たくなりません。挿しづらい場合はピンセットを使ってください。
ジサイを全て挿しました。アジサイは脇役ですので、カーネーションよりも少し低めに挿します。他の花材も挿しますので、隙間が空いていても大丈夫です。
後ろはこのようになっています。

5.アイビーの葉をワイヤリングします。
アイビーの葉は、ヘヤピンメソッドでワイヤリングします。
表はこんな感じに。一目すくうように小さくワイヤーを通すと、ワイヤーが目立ちません。
花の合間に、バランスを見ながら挿していきます。葉の表面は色が濃いので、裏面を見せるようにして挿す葉も混ぜてください。
右側から見るとこのようになっています。葉は深く差し込み、少し顔をのぞかせる程度に、控えめに挿しましょう。(葉があまり飛び出ていると、色が濃い分、花よりも目立ってしまうからです。)
後ろはこのようになっています。
左側です。

6.アーティフィシャル類を配置します。
葡萄は2箇所でツイスティングメソッドし、束ねます。
リンゴはワイヤー(#24)を下から2本挿し、ピック状にします。リンゴは少し硬いので、気をつけて挿してください。
右側に、リンゴと葡萄を配置します。リンゴは2つ並べて、葡萄はかごからこぼれ落ちそうな感じに挿すと可愛いです。
パステルアキレアはワイヤー(#26)を使用し、ツイスティングメソッドでワイヤリングします。
隙間に、花びらを傷つけないようにそっと挿していきます。ピンセットを使うとスムーズに挿せますよ。
すべて挿し終えた状態。正面からはこのようになっています。
後ろはこのようになっています。3,4パーツを固めて挿すと存在感がUPします。
次は野いちごの出番です。
手前側は3つ、飛び出るように挿しています。
後ろはこのようになっています。こちらも2,3個まとめて挿したほうがまとまった印象になり、存在感も出ます。
アンディベリーピック(メーカー販売中止のため、スプリンゲリーに変更しております)もワイヤー(#26)でツイスティングメソッドでワイヤリングです。
カーネーションより少し飛び出るくらいの高さにし、凹凸を出しましょう。
左側はこのようになっています。
後ろ。
右側はこのようになっています。
フェザーリーフもワイヤー(#26)でツイスティングメソッドでワイヤリングします。
アレンジに動きが出るよう、のびのびと生えているように挿しましょう。
つる部分は、アレンジにふんわりかかるように挿してみてくださいね。
すべて挿し終えた状態です。

7.最後にアスパラの葉で完成です。
最後はアスパラです。こちらもワイヤー(#26)ツイスティングメソッドでワイヤリングします。もう一息ですので、がんばって!
アスパラはとても繊細ですので、取り扱いに注意が必要です。ピンセットを使って、そっと隙間に挿してください。
上から見て、三角形になるように配置するとバランスよくまとまります。
すべて挿し終えたら完成です!お疲れさまでした。
元気いっぱいのフルーツ&オレンジ系アレンジは、家族みんなが過ごすリビングや食卓などに置くのがオススメ。お部屋の空気がパッと明るくなります。



最終更新:2011年04月15日 11:27