戦士同士に言葉はいらない ◆hqLsjDR84w
美樹さやか(グラ:白黒のロボカイ)の亡骸を意に介さず、リリスとリュウが見合っている。
『 』
これといって開幕の合図もなく、両者は同時に地面を蹴った。
ダッ――というダッシュ音は響かない。
「 」
赤黒い瘴気を帯びたリュウの拳を、リリスは一見武器とは思えぬお玉で受ける。
ガッ――というガード音は響かない。
「 」
リュウは下段攻撃を交えた連撃を浴びせるが、リリスはすべて的確に受ける。
ガガガガッ――というガード音は響かない。
「 」
相手の連撃が納まるや否や、リリスはお玉を逆袈裟に払う。
リュウのガードは間に合わない。
カァン――というお玉特有の打撃音は響かない。
「 」
リリスが掬い上げるようにお玉を振るうと、リュウは空中へと投げ出される。
それを追うように、リリスは跳んだ。
シュタッ――というジャンプ音は響かない。
「 」
リリスの身体が輝き、呼応するようにお玉も光を放つ。
これまで以上の速度でお玉を打ち据えると、リュウは衝撃で壁(画面端)に叩き付けられた。
カンカンカン――という軽快な打撃音も、バシッ――という激突音も響かない。
「 」
受け身を取ったリュウの掌に、赤黒い瘴気が集う。
その瘴気は見る見る増していき、秒とかからぬ間にリュウの周囲数メートルを暗黒に染め上げる。
「 」
リュウはリュウの代名詞とも言うべき技の名を叫ばず、瘴気を光線として放つ。
ガードが間に合わず直撃してしまったリリスもまた、壁に叩き付けられた。
ズガガガガッ――という光線に呑み込まれる音も、バシッ――という激突音も響かない。
◇ ◇ ◇
「『戦士同士の戦いに余計な音はいらない』って、BGMだけじゃねーのかよ!
呻き声も技名も効果音もなしとか、なんの迫力もねーよ! なに考えてんだ、修正しろ修正!」
「アンケ用紙に書いてください」
「めんどくせええええええええ!
つーか書くこと多すぎてもう余白ねえよクソッ!」
【C-6/一日目 深夜】
【リリス・エルロン@テイルズオブエターニア】
[状態]:体力ゲージちょい減り
[装備]:お玉、その他不明(あるかもしれないし、ないかもしれない)
[道具]:不明(あるかもしれないし、ないかもしれない)
[思考・状況]たまには修行!
【殺意の波動に呑まれたリュウ@ナムカプ】
[状態]:体力ゲージちょい減り
[装備]:不明(あるかもしれないし、ないかもしれない)
[道具]:不明(あるかもしれないし、ないかもしれない)
[思考・状況]:不明
最終更新:2013年01月21日 06:16