この辺りの融通の利かなさも要修正 ◆397hRRvW1w
QMZは歩いていた。とにかく歩いていた。
何せ彼は格ゲーのゲーマーなのだ。敵と闘わずしてどうするというのか。
そういうわけで相手を求めて歩いていたのである。
そのときだ。QMZの後頭部に、物理的な意味で衝撃が走ったのは。
そしてそれだけではない。QMZが立っているその場に、何やら歌が流れ始めた。
いつか君が 瞳に灯す 愛の光が (時を超えて)
滅び急ぐ 世界の夢を 確かに一つ (壞すだろう)
躊躇いを 飲み乾して 君が望むモノは何?
こんな欲深い 憧れの 行方に儚い明日はあるの?
子供の頃夢に見てた 古の魔法のように
闇さえ碎く力で 微笑む君に 会いたい
怯えるこの手の中には 手折られた花の勇気
想いだけが頼る全て 光を呼び覚ます願い
一撃で倒れ伏すQMZ。流れるMagia。
そして足取りも軽やかに現れたのは――――ザベル・ザロック!
一見すると妙な状況だが、どうしてそんなことになっているかというと、一撃技が発動したからだった。
誰の?
ザベルの。
どうして?
彼も自主トレモモードが発動したから。一撃技解禁されたんですよ。
この曲が流れた理由は?
ファイルの指定ミスによるバグです。
さては?
そうです。本当ならば「思えば遠くへきたもんだ」が流れる設定でした。
何故だ。原作無視ではないのか?
変更して欲しい部分がありましたら、ハガキの空白欄にその旨をご記入下さい。
まぁそういうわけで、QMZは負けた。
いくら何でも背後からのわからん殺し、更に言うならザベルの奇襲とあっては、流石の修羅も防御不可能だったというわけである。
ザベルは勝利に打ち震え、BGMに被るのにも気にせずに生前大ヒットした歌を歌い始めた。
どうも強敵に勝利すると流れる専用デモらしい。白星が増えるよ、やったねザベルちゃん!
だが、その数分後。
「どうだ、悔しいかァ~~!!」
結局ザベルは2ラウンド落として敗北した。
敗因は二つ。
まずアーク製の超高性能AIにより「これは本当の殺し合いだ」と錯覚したザベルが、1ラウンド目だけで満足していたことだ。
本当の殺し合いだったら、そもそもラウンドなんて概念は存在しないのだ。よくよく考えれば当然だ。
そしてもう一つの理由は「わからん殺しでバンバン初狩りする」という思考回路に縛られ続けていたことである。
だってほら、QMZに「AIが使うパターン化したわからん殺し」がそうそう何度も通じるかよ。相手は修羅だぞ。
これがヴァンパイアガチ勢だったらわかんないけど、AIは所詮AIなわけですよ。なめんなよマジで。
ウィーン ジャギィ
「スローすぎてあくびが出るぜ」
【ザベル 死亡】
【H-6/一日目 深夜】
【QMZ@AC北斗の拳】
[状態]:ウィーン ジャギィ
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考・状況]優勝する
最終更新:2013年01月24日 04:25